特許
J-GLOBAL ID:200903033517282368
移相器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097262
公開番号(公開出願番号):特開平10-290101
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 安価な移相器を得る。【解決手段】 誘電率の互いに異なる第1及び第2の誘電体を接合した水平方向に可動する誘電体板をトリプレート線路の地導体と内導体の間に設け、線路挿入部の誘電体がトリプレート線路の内導体に沿って第1の誘電体-第2の誘電体-第1の誘電体-第2の誘電体-第1の誘電体と直列に配置され、線路挿入部の2つの第2の誘電体の長さを等しくし、また誘電体板が動いても常に2つの第2の誘電体の間隔が線路内波長で4分の1波長となるようにした。
請求項(抜粋):
トリプレート線路の下部地導体と、前記下部地導体の上面に位置する下部誘電体板と、前記下部誘電体板の上に位置するトリプレート線路の内導体と、前記内導体の上に位置し前記下部誘電体板と同じ構成の上部誘電体板と、前記上部誘電体板の上に位置するトリプレート線路の上部地導体より構成されるトリプレート線路の前記下部及び上部誘電体板を互いに誘電率の異なる第1及び第2の誘電体を同一面内で接合することにより構成し、また前記下部及び上部誘電体板が同時に水平方向に可動し、トリプレート線路の内導体と上下のトリプレート線路の地導体とに挟まれる第1及び第2の誘電体の線路挿入部の長さを変えることにより位相が変化する移相器において、線路挿入部の誘電体がトリプレート線路の内導体に沿って第1の誘電体-第2の誘電体-第1の誘電体-第2の誘電体-第1の誘電体と直列に配置され、また線路挿入部の2つの第2の誘電体の長さが等しく、かつ線路挿入部の2つの第2の誘電体の間隔が前記下部及び上部誘電体板が動いても常に線路内波長で4分の1波長とし、線路挿入部の2つの第2の誘電体の総合の長さが線路内波長で0〜2分の1波長まで変えることができることを特徴とする移相器。
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