特許
J-GLOBAL ID:200903033519458498
移動中物体の清掃装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浜田 治雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-513047
公開番号(公開出願番号):特表平8-503900
出願日: 1993年11月24日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】移動表面(2)を有するロール等からなる物体(6)に対する清掃装置であって、吸引ノズル(26)とおよびその内部に配置されて液体噴流をロールに向け噴射する噴流ノズル(24)とを備えるノズルヘッド(4)を有し、そして吸引ノズルの室(32)内には真空が保持されていて、液体および開放された不純物が、ロールおよびオリフィス端縁部(29)間の隙間(34)を通る空気流を介して排出されるよう構成されている清掃装置が開示される。本発明においては、噴流ノズルが吸引ノズル(26)の内面(42)から離間して吸引ノズルの中心部に配置されることにより、前記内面(42)と噴流ノズルとの間に円周部通路(43)が形成されると共にこの通路が排出パイプ(12)に連通されている。また、ノズルヘッドは圧縮空気を前記隙間(34)から室(32)内へ供給する手段(44)を含むことにより、液体および不純物を前記空気に担持し、そしてこれを、室(32)および排出パイプ(12)内に保持されている吸引作用と協働して前記通路へ向け通過させるよう構成されている。また、前記供給圧縮空気は、液体で処理されたロール上に有効な乾燥作用を達成することができる。
請求項(抜粋):
移動中の物体(6)の表面(2)を清掃する装置であって、 開口部(39)を囲繞するオリフィス端縁部(29)に終端する細長吸引ノズル(26)を形成するハウジング(25)を含む少なくとも1つのノズルヘッド(4)であって、吸引ノズル(26)は前記開口部(39)を含む室(32)を有すると共に、この吸引ノズル(26)は前記表面(2)から離間されてこの表面(2)と吸引ノズル(26)のオリフィス端縁部(29)との間に円周部隙間(34)を形成され、またノズルヘッド(4)は、前記室(32)内において前記開口部(39)から離間された少なくとも1つの噴流ノズル(24)を含むことにより処理液体の噴流(40)を放射して前記表面(2)上に所定の処理領域(41)を発生する少なくとも1つのノズルヘッド(4)と、 吸引ノズル(26)の室(32)に接続される排出パイプ(12)を含むパイプ(5)手段であって、供給パイプ(11)が噴流ノズル(24)に接続されて加圧処理液体を供給すると共に、真空源(17)が室(32)内を真空に保持することにより、前記隙間(34)を通過する空気流を介して、表面(2)から開放される液体および物質を排出するパイプ手段(5)と、 ノズルヘッド(4)を物体の移動方向に対して実質的に直角方向へ移動するアクチュエータ(21)であって、前記ノズルヘッド(4)が移動表面(2)に沿い且つこれから一定距離で案内されることにより前記隙間(34)が維持されるアクチュエータ(21)とを有する装置において、 噴流ノズル(24)は吸引ノズル(26)の内面(42)から所定距離を離間して吸引ノズル(26)の中心部またはその近傍に配置されることにより前記室(32)の開放円周部通路(43)が前記内面(42)と噴流ノズル(24)との間に形成されると共に、この通路(43)は前記排出パイプ(12)に連通され、また、ノズルヘッド(4)は圧縮空気を前記隙間(34)から室(32)へ供給する手段(44)を含むことにより表面(2)から偏向される処理液体および表面(2)から開放される物質を前記空気に担持し、そしてこれを、室(32)および排出パイプ(12)内に保持されている吸引作用と協働して前記通路(43)へ向け通過させることを特徴とする移動中の物体の表面を清掃する装置。
IPC (3件):
B41F 35/02
, B08B 5/04
, D21F 1/32
前のページに戻る