特許
J-GLOBAL ID:200903033520544977

脱墨剤及び脱墨再生パルプの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内山 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-258195
公開番号(公開出願番号):特開平9-078481
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】古紙を原料として、白色度が高く、残存インクの少ない再生パルプを製造することができる脱墨剤及び脱墨再生パルプの製造方法を提供する。【解決手段】ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び脂肪酸のポリオキシアルキレンアルキルエステル又はポリオキシアルキレンアルキルアミドを組み合わせてなる脱墨剤、並びに、古紙の離解時にポリオキシアルキレンアルキルエーテルを添加し、離解後に脂肪酸のポリオキシアルキレンアルキルエステル又はポリオキシアルキレンアルキルアミドを添加する脱墨再生パルプの製造方法。
請求項(抜粋):
一般式[1]【化1】[ただし、式中、R1は炭素数8〜22のアルキル基若しくはヒドロキシアルキル基又は炭素数8〜22のアルケニル基若しくはヒドロキシアルケニル基であり、Zは水素、メチル基、ビニル基、炭素数2〜22のアルキル基若しくはヒドロキシアルキル基、炭素数3〜22のアルケニル基若しくはヒドロキシアルケニル基又は炭素数2〜22のアシル基若しくは水酸基を有するアシル基である。また、aは4〜100であり、b、c及びdは0〜100であり、【化2】で表される基は、単独重合体、ブロック重合体及び/又はランダム重合体残基である。]で表される化合物、及び、一般式[2]【化3】[ただし、式中、Yは(k+m+n)個の活性水素を有する多価アルコール、ポリアミン、ポリアルキレンイミン又はその誘導体から活性水素を除いた残基であり、Aはアシル基、水酸基を有するアシル基又はアミノ基を有するアシル基であり、Bは末端の酸素がX1と結合するポリエーテル基であり、X1は水素、アシル基又は水酸基を有するアシル基であり、X2は水素、アルキル基、アルケニル基、アシル基又は水酸基を有するアシル基であって、それらは互いに同一でも異なっていてもよい。また、k及びmは1〜50であり、nはk+m+n=2〜100の関係を満たす数である。kが2以上の場合、2個以上のAは同一でも異なっていてもよく、mが2以上の場合、2個以上のB及びX1は同一でも異なっていてもよく、nが2以上の場合、2個以上のX2は同一でも異なっていてもよい。]で表される化合物を組み合わせてなる脱墨剤。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 古紙再生用脱墨剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-130233   出願人:ライオン株式会社
  • 特開平4-308289
  • 脱墨剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-336647   出願人:日華化学株式会社

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