特許
J-GLOBAL ID:200903033521925702
自動車用空気調和装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-011402
公開番号(公開出願番号):特開平5-203290
出願日: 1992年01月24日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 リアクーラのごとくレイアウト上の制約から膨張弁をリアクーラ外に配置していても、膨張弁の過剰な冷却を防止することにより、冷媒供給量のコントロールを正常に維持し、車室内の冷え不良を防止する。【構成】 細管19,21およびカバー17内の一連の通路が副空気通路26を構成し、カバー17内には膨張弁15が収容されている。開口13,25間の圧力差により細管21側の開口25から強制的に導入される空気の温度は、ほぼ感温筒33の温度と同じ温度であり、更にケース1やファン5から与えられる熱や、細管21から与えられる熱で十分に感温筒33よりは高い温度となっている。この空気はカバー17内の膨張弁15と熱交換し、細管19を経て、開口13から前側ケース1a内に排出される。このことにより、膨張弁15が感温筒33の温度よりも低温化することが阻止できる。
請求項(抜粋):
空気通路の外部に冷凍サイクルの膨張弁が配置され、上記空気通路の内部に、該空気通路の入口側から出口側へ、上記冷凍サイクルのエバポレータおよびファンが順次配置されてなることにより、該ファンが駆動されると、上記空気通路の入口から吸入された車室内空気を、上記エバポレータにて冷却して上記出口から車室内に排出する自動車用空気調和装置において、上記エバポレータと上記ファンとの間の空気通路部分および上記ファンと上記出口との間の空気通路部分に各々開口を有し、上記膨張弁を内部に配置した副空気通路を設けたことにより、上記両開口間の圧力差にて上記副空気通路内に空気の流動を生じさせ、上記副空気通路内に配置された上記膨張弁の過剰な冷却を防止可能とする自動車用空気調和装置。
IPC (2件):
F25B 41/06
, B60H 1/32 102
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