特許
J-GLOBAL ID:200903033533214402

蒸発燃料処理系のリーク判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-072892
公開番号(公開出願番号):特開2002-276476
出願日: 2001年03月14日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 燃料の揺れが発生するような条件下でも、蒸発燃料処理系のリーク判定を中止することなく実行できるとともに、リーク判定結果を精度よく得ることができる蒸発燃料処理系のリーク判定装置を提供する。【解決手段】 リーク判定装置1のECU2は、基準差圧偏差DDPZを、リークチェックモード中に検出された2つの時点のタンク内圧PTANKの差圧DPZ2と、所定スロッシュ判定時間T5前の差圧DPZ1との偏差として算出し(ステップ45)、この基準差圧偏差DDPZを、スロッシュ判定用のしきい値DDPZGと比較することにより、スロッシュの有無を判定し(ステップ47)、スロッシュの発生時には、スロッシュ補正値DDPZHOSEIで補正したタンク内圧PTANKを用いて第2差圧DP2を算出し(ステップ19,20)、第2差圧DP2に基づいてリーク判定を実行する(ステップ55,56,77)。
請求項(抜粋):
燃料タンク内で発生した蒸発燃料を、キャニスタに一時的に吸着し、内燃機関の吸気系に供給する蒸発燃料処理系のリーク判定装置であって、前記蒸発燃料処理系内の圧力を検出する圧力検出手段と、所定のリーク判定期間中に検出された前記蒸発燃料処理系内の検出圧力に応じて、前記蒸発燃料処理系のリークの有無を判定するリーク判定手段と、前記リーク判定期間中に検出された前記蒸発燃料処理系内の圧力の変化状態に応じて、前記燃料タンク内で燃料の揺れが発生したか否かを判定する燃料揺れ判定手段と、当該燃料揺れ判定手段により前記燃料タンク内で前記燃料の揺れが発生したと判定されたときに、前記リーク判定に用いる前記検出圧力の値を、前記検出された前記蒸発燃料処理系内の圧力の変化状態に基づいて補正する補正手段と、を備えることを特徴とする蒸発燃料処理系のリーク判定装置。
Fターム (11件):
3G044BA22 ,  3G044EA32 ,  3G044EA40 ,  3G044EA53 ,  3G044EA55 ,  3G044FA04 ,  3G044FA05 ,  3G044FA20 ,  3G044FA27 ,  3G044FA39 ,  3G044GA25
引用特許:
審査官引用 (2件)

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