特許

J-GLOBAL ID：200903033536844040

鋼材の塗装耐久性を向上させる塗装方法

発明者： 加藤忠一 ,  増田一広 ,  伊藤陽一 ,  荒田一志
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 本多 小平 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-017493
公開番号（公開出願番号）：特開平6-226197
出願日： 1993年02月04日
公開日（公表日）： 1994年08月16日
要約：

【要約】【目的】 橋梁、建築等に用いられる耐候性鋼の塗装耐久性を大幅に向上させメンテナンスを容易にする塗装方法を提供することである。【構成】 鋼中にCu 0.2〜0.7%を含む耐候性鋼を用い、該鋼材表面に硫酸あるいは金属酸化物担持の固体超強酸Fe2 O3 とFe3 O4 との混合物を1〜50%、リン酸0.01〜5%、Pb等の単体もしくは化合物を0.01〜10%、ブチラール樹脂3〜30%を主成分とし、残部溶剤と塗料添加剤よりなる混合処理液を塗布することにより塗装下地処理被膜を形成した後塗装を施すことを特徴とする鋼材の塗装方法である。【効果】 含まれた固体超強酸自体の還元作用で塗膜ふくれの防止機能を増大させた点が従来技術との差違である。

請求項（抜粋）：

鋼中にCu 0.2〜0.7%を含む耐候性鋼を用い、該鋼材表面に硫酸担持あるいは金属酸化物担持の固体超強酸Fe2 O3 とFe3 O4の混合物1〜50%、リン酸0.01〜5%、Pb,Ni,Cu,P,Zn,Cr等の単体もしくは化合物を1種以上0.01〜10%、ブチラール樹脂単独かあるいはブチラール樹脂およびブチラール樹脂と相溶性を有する樹脂3〜30%を主成分とし、残部溶剤と塗料添加剤よりなる混合処理液を塗布することにより塗装下地処理被膜を形成した後、塗装を施すことを特徴とする鋼材の塗装耐久性を向上させる塗装方法。

IPC (7件)：

B05D 7/14 ,  B05D 7/24 303 ,  C09D 5/00 PPF ,  C09D 5/08 PQB ,  C09D 5/08 PQE ,  C09D129/14 PFQ ,  C09C 3/06 PBS