特許
J-GLOBAL ID:200903033546877745

車輪支持用転がり軸受ユニット及びその内輪の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-152176
公開番号(公開出願番号):特開2006-329287
出願日: 2005年05月25日
公開日(公表日): 2006年12月07日
要約:
【課題】 内輪がハブ輪に加締め固定された車輪支持用転がり軸受ユニットにおいて、転がり疲れ寿命を長くする。【解決手段】 車輪支持用転がり軸受ユニットの内輪2において、第二の内輪軌道面2aをなす表層部のオーステナイト結晶粒度Sγと、前記表層部に存在する炭化物の最大粒径ScとがSγ-15Sc+2≧0を満たすようにするとともに、芯部の硬さをHv250以上Hv450とし、且つ、第二の内輪軌道面2a及びハブ輪10への嵌合面2bをなす表層部の硬さを芯部の硬さよりも大きくし、さらに、内輪2の小外径面21に残存するフープ応力値を150MPa以上260MPaとする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外周面に第一の内輪軌道面が形成されたハブ輪と、このハブ輪の端部に加締めにより外嵌され且つ外周面に第二の内輪軌道面が形成された内輪と、内周面に前記第一及び第二の内輪軌道面に対応する複列の外輪軌道面が形成された外輪と、前記第一及び第二の内輪軌道面と前記外輪軌道面との間に転動自在に配設された複数の転動体と、を備えた車輪支持用転がり軸受ユニットにおいて、 前記内輪は、 前記第二の内輪軌道面をなす表層部のオーステナイト結晶粒度Sγと、前記表層部に存在する炭化物の最大粒径ScとがSγ-15Sc+2≧0を満たしているとともに、 その芯部の硬さがHv250以上Hv450以下で、且つ、前記第二の内輪軌道面及び前記ハブ輪への嵌合面をなす表層部の硬さが前記芯部の硬さよりも大きく、 さらに、残存するフープ応力値が150MPa以上260MPa以下となっていることを特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニット。
IPC (7件):
F16C 33/64 ,  B60B 35/18 ,  C21D 1/10 ,  C21D 1/18 ,  C21D 9/40 ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/62
FI (7件):
F16C33/64 ,  B60B35/18 A ,  C21D1/10 Z ,  C21D1/18 P ,  C21D9/40 A ,  F16C19/18 ,  F16C33/62
Fターム (17件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA70 ,  3J101DA03 ,  3J101EA03 ,  3J101FA31 ,  3J101GA03 ,  4K042AA22 ,  4K042BA03 ,  4K042BA04 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DB01 ,  4K042DC02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 車輪軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-205507   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 車輪駆動用軸受ユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-201668   出願人:日本精工株式会社

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