特許
J-GLOBAL ID:200903033556481408

車輌用燃料蒸気パージシステムにおける異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-164356
公開番号(公開出願番号):特開2001-342914
出願日: 2000年06月01日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】車輌用燃料蒸気パージシステムにおいて、バルブの異常診断での誤判定を回避する。【手段】エンジン吸気通路9とキャニスタ2をつなぐ通路8のパージ制御弁11を開弁してキャニスタの減圧吸引状況を作り出すと共に、キャニスタ2と燃料タンク1をつなぐバイパス通路41のバイパス制御弁42に対し閉弁指令を発する。この状況下でキャニスタ内圧及び燃料タンク内圧の変化を監視し、両内圧間の関係に基づいてバイパス制御弁42の異常の有無を判定する。但し、車輌の旋回走行に起因して、バイパス通路41と並列なブリーザ通路7に設けられた差圧弁5が自律開弁している可能性がある場合には、前記バイパス制御弁42の異常の有無に関する判定を保留する。
請求項(抜粋):
燃料タンク、キャニスタ、前記キャニスタからエンジン吸気通路へ燃料蒸気をパージするための通路に設けられたパージ制御弁、前記キャニスタと燃料タンクとをつなぐバイパス通路に設けられたバイパス制御弁及び前記キャニスタと燃料タンクとの間において前記バイパス通路と並列関係にある通路に設けられた差圧弁を備えてなる車輌用燃料蒸気パージシステムにおいて、前記バイパス制御弁の異常の有無を診断するための異常診断装置であって、燃料タンクの内圧を直接又は間接的に検知するタンク内圧検知手段と、キャニスタの内圧を直接又は間接的に検知するキャニスタ内圧検知手段と、前記パージ制御弁及びバイパス制御弁への駆動制御を司ると共に前記両検知手段から情報を入手可能な診断制御手段であって、前記パージ制御弁を開弁してキャニスタの減圧吸引状況を作り出すと共に前記バイパス制御弁に対し閉弁指令を発した状況下で、キャニスタ内圧及び燃料タンク内圧の変化を監視し、両内圧間の関係に基づいて前記バイパス制御弁の異常の有無を判定する診断制御手段と、車輌の走行状態を監視すると共に、車輌の旋回走行に起因して前記差圧弁が自律開弁している可能性がある場合には、前記診断制御手段によるバイパス制御弁の異常の有無に関する判定を保留し又はその判定結果を不採用とする誤判定回避手段とを備えた車輌用燃料蒸気パージシステムにおける異常診断装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 311
FI (3件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 301 K ,  F02M 25/08 311 G
Fターム (37件):
3G044BA23 ,  3G044CA15 ,  3G044CA17 ,  3G044DA03 ,  3G044EA03 ,  3G044EA30 ,  3G044EA32 ,  3G044EA53 ,  3G044EA55 ,  3G044EA57 ,  3G044EA69 ,  3G044FA03 ,  3G044FA04 ,  3G044FA20 ,  3G044FA23 ,  3G044FA31 ,  3G044FA32 ,  3G044FA39 ,  3G044GA01 ,  3G044GA02 ,  3G044GA03 ,  3G044GA04 ,  3G044GA05 ,  3G044GA06 ,  3G044GA07 ,  3G044GA10 ,  3G044GA13 ,  3G044GA14 ,  3G044GA15 ,  3G044GA16 ,  3G044GA20 ,  3G044GA22 ,  3G044GA23 ,  3G044GA24 ,  3G044GA26 ,  3G044GA27 ,  3G044GA28

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