特許
J-GLOBAL ID:200903033558560208

コークス炉ガスの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-221492
公開番号(公開出願番号):特開平10-060449
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 石炭を乾留してコークスを製造する際に副生するコークス炉ガス中に含まれるアンモニア、硫化水素、シアン化水素の除去。【解決手段】 第1気液接触塔2にて、吸収液にコークス炉ガス1中の硫化水素とシアン化水素とを吸収せしめ、吸収液を酸化槽4にて微細な空気18と接触させてチオ硫酸、硫酸、ロダンの各アンモニウム塩に酸化して吸収液の吸収能力を回復させた後、第1気液接触塔2ヘ循環使用すると共に、第1気液接触塔2において、硫化水素とシアン化水素の除去されたコークス炉ガス1を第2気液接触塔3に導入し、水を吸収液として気液接触し、吸収液にコークス炉ガス1中に残存するアンモニアを吸収せしめ、アンモニアを吸収した吸収液を水蒸気蒸留塔5にてアンモニア蒸気16として吸収液より分離せしめた後、第2気液接触塔2へ循環使用するコークス炉ガスの精製方法。
請求項(抜粋):
石炭を乾留してコークスを製造する際副生するコークス炉ガスの精製方法において、第1気液接触塔にて、前記コークス炉ガスと吸収液とを気液接触させ、該吸収液に前記コークス炉ガス中の硫化水素とシアン化水素とを吸収せしめ、該吸収液を酸化槽にて微細な空気と接触させてチオ硫酸、硫酸、ロダンの各アンモニウム塩に酸化して該吸収液の吸収能力を回復させた後、前記の第1気液接触塔ヘ循環使用すると共に、前記第1気液接触塔において、硫化水素とシアン化水素の除去されたコークス炉ガスを第2気液接触塔に導入し、水を吸収液として気液接触し、該吸収液に該コークス炉ガス中に残存するアンモニアを吸収せしめ、該アンモニアを吸収した吸収液を水蒸気蒸留塔にてアンモニア蒸気として吸収液より分離せしめた後、前記第2気液接触塔へ循環使用することを特徴とするコークス炉ガスの精製方法。
IPC (2件):
C10B 27/00 ,  C10K 1/10
FI (2件):
C10B 27/00 Z ,  C10K 1/10
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭53-145806
  • 特開昭53-145806
  • 特開昭52-127465
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