特許
J-GLOBAL ID:200903033559927946

無線基地局間同期装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-146929
公開番号(公開出願番号):特開平9-331572
出願日: 1996年06月10日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 各無線基地局装置が同期制御局の所定タイミングに正確に同期し、隣接する無線基地局装置間が同一周波数で時分割による確実な送受信を出来るようにして、その効率的な通信を可能にする。【解決手段】 タイミング生成の動作では、パラレルI/O回路6に予め測定した回線遅延時間を設定する。交換局側からの受信データをパラレルI/O回路3にセットして、SW1を切り替え、S/P変換回路2を受信許可状態に設定してCPUがパラレルI/O回路15の状態S10を監視する。そして、ハイレベル時にSW7をスルー状態に設定し、パラレルI/O回路16の状態S13を監視する。ローレベル時にSW7のスルー状態を解除し、かつ、SW10を切り替えてパラレルI/O回路17の状態S16を監視する。ハイレベルになるとフレームタイミング生成回路9がタイミングデータを生成する。この結果、タイミング制御局側と同期タイミングが一致する。
請求項(抜粋):
同期タイミング制御局からの同期タイミングデータが入力され、かつ、通信網に接続した複数の無線基地局装置が時分割多重によって移動局と無線通信を行う際に、前記複数の無線基地局装置間で同期を確立するための無線基地局間同期装置にあって、前記タイミング制御局からの同期タイミングデータを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した同期タイミングに自己無線基地局のフレームタイミングを整合させる整合手段と、前記通信網と無線基地局装置との間の回線遅延時間を、前記同期タイミング制御局からの同期タイミングデータより減算してタイミングを補正する補正手段と、前記補正手段での補正タイミングで再生したタイミングデータを保持して出力する再生保持手段と、を備えることを特徴とする無線基地局間同期装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る