特許
J-GLOBAL ID:200903033560015497
バネ定数調整コイル付き動電型振動計
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-081810
公開番号(公開出願番号):特開平8-247838
出願日: 1995年03月14日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、動電型振動計に関し、特に振り子の固有振動数を決めるバネ定数を、所望のものに容易に調整できるようにした。【構成】 リング状のマグネット2を挟持するトッププレート3およびバックプレート4における外側磁極3aおよび内側磁極4aの相互間の空隙部5に、振り子6の振動方向9に対し傾斜した磁束密度分布が形成され、振り子6には振動計測用発電コイル7のほか、バネ定数調整コイル10, 11が装着されている。バネ定数調整コイル10, 11は、直流電源12から調整手段13を介して定電流としての直流が流されることにより、振り子6の作動時に、上記の傾斜した磁束密度分布に応じ調整コイル10, 11に生じる「フレミング」の力で、支持バネ8のバネ力を実質的に弱めるかまたは強めるようにして、バネ定数が調整される。
請求項(抜粋):
ケース内に固定されたマグネットと、同マグネットの磁極間における空隙部に遊嵌された発電コイルを有する振り子と、同振り子を上記ケース内で所定方向に振動可能に支持する支持バネとをそなえるとともに、上記振り子の振動時に上記発電コイルに生じる電圧に応じて振動を計測する手段をそなえた動電型振動計において、上記空隙部に上記振り子の振動方向に対し傾斜した磁束密度分布が形成されて、上記振り子のバネ定数を調整すべく、上記の傾斜した磁束密度分布に応じて力を生じるためのバネ定数調整コイルが、上記空隙部内で上記振り子に装着されるとともに、同バネ定数調整コイルに所要の直流電流を流す調整手段が付設されていることを特徴とする、バネ定数調整コイル付き動電型振動計。
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