特許
J-GLOBAL ID:200903033562289365
磁気共鳴イメージング装置およびその振動・騒音抑制方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-064554
公開番号(公開出願番号):特開平8-257008
出願日: 1995年03月23日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 MRI装置の傾斜磁場コイル駆動時に発生するローレンツ力による傾斜磁場コイルの振動、騒音を効果的に防止する。【構成】 コイル導体及び保持部材からなる円筒状の傾斜磁場コイル9の軸方向に複数の圧電素子30を配列させる。圧電素子30は傾斜磁場コイル9断面の図心から離れた位置に位置するようにする。これら圧電素子30に印加する電圧は、ローレンツ力によって主として軸方向に生じるモーメント分布と逆或いは同じ分布となるようにする。これによりローレンツ力によるモーメントそのものをキャンセルし、それによる振動、騒音を低減する。更に圧電素子30は、その印加電圧と変位との関係が線形である範囲で、即ち圧電素子の逆分極が生じない範囲で駆動するように電圧をコントロールする。圧電素子30を駆動するためにMRI装置のシーケンサからの傾斜磁場コイル駆動情報を利用できる。
請求項(抜粋):
静磁場、傾斜磁場の各磁場発生手段と、検査対象に電磁波を照射したり、検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する高周波コイルと、前記検出信号を使って検査対象の物理的性質を表す画像を得る画像再構成手段と、検査条件を制御する制御手段とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記傾斜磁場発生手段は、傾斜磁界を発生させる少なくとも1つのコイル導体と、前記コイル導体を保持する少なくとも1つの保持部材と、前記コイル導体及び前記保持部材から成る積層体に固定され、電気的エネルギーを機械的エネルギーに変換可能な複数の変換素子とから構成され、各変換素子は前記コイル導体のローレンツ力によって又はコイル導体が複数であるときは各コイル導体のローレンツ力の合力によって前記保持部材に生じるモーメント分布をキャンセルするモーメント分布を生ずるように電圧が印加されることを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B 5/05 340
, G01N 24/06 510 Y
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