特許
J-GLOBAL ID:200903033562810570
双方向機能部品及びそれを用いた通風口開閉装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-251394
公開番号(公開出願番号):特開平7-119619
出願日: 1993年10月07日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で安価に多段階の制御を可能とするための機能部品を提供する。【構成】 円板6を固定した軸5の一方の側にバイアスバネ1を挿入する。円板6を挾んだ反対側の軸5に、それぞれ変態点T<SB>1</SB>、T<SB>2</SB>(T<SB>1</SB><T<SB>2</SB>)の形状記憶合金バネ1及び2を挿入する。そして、各バネを押し合うようにしてケース4に軸5を挿入し摺動自在に保持する。機能部品10の雰囲気温度がT<SB>1</SB>以下のとき、バイアスバネ1が円板6を押して形状記憶合金バネ1、2を縮めさせ軸5を最下方(初期位置)に位置させる。温度が上昇してT<SB>1</SB>を越えると形状記憶合金バネ1が伸びて円板6を上方に押し、軸5を中間位置に変位させる。さらに温度がT<SB>2</SB>を越えると形状記憶合金バネ2が伸びて円板6をさらに上方に押し上げ、軸5を最上方(最終位置)に変位させる。そして、温度が下降すると中間位置から初期位置へと逆方向に変位させる。
請求項(抜粋):
バイアスバネと互いに異なる温度特性を有する複数の形状記憶合金バネとを直列に保持し、該複数の形状記憶合金バネの変態点以下の温度では前記バイアスバネの作用により一方向に変位した初期位置にあり、温度が前記各形状記憶合金バネの変態点を越える度に該形状記憶合金バネの形状回復力により逆方向に段階的に変位し、温度の下降と共に初期位置へと可逆的に変位することを特徴とする双方向機能部品。
IPC (6件):
F03G 7/06
, C22C 19/03
, F16F 3/04
, F24F 13/15
, G03G 21/16
, G03G 21/20
FI (2件):
G03G 15/00 554
, G03G 21/00 534
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