特許
J-GLOBAL ID:200903033562946226

四角形メッシュの生成方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271966
公開番号(公開出願番号):特開平8-138082
出願日: 1994年11月07日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 出力される四角形が凸であり、位相的にも規則正しく、可能な限り境界に沿って四角形要素の辺が整列しているような四角形メッシュを、自動的に生成するシステム及び方法を提供すること。【構成】 入力された図形に対して、通常の方法で三角形メッシュを発生し、先ず、隣接する三角形要素を結ぶグラフを作成する。次に、三角形から境界への距離を定義しこれを用いて三角形要素を帯状の領域に分け、隣接グラフのうち領域にまたがるものは削除する。次に、領域ごとにマッチングをとることにより、(1) 2つの頂点を接続する1つの辺のみからなるサブグラフ、(2) 1つの孤立する頂点からなるサブグラフ、及び(3) 星型に連結された4つの点と3個の頂点からなるサブグラフのみを残し、これらのサブグラフに基づき、四角形要素を生成する。
請求項(抜粋):
コンピュータの演算処理によって、四角形メッシュを自動生成する方法であって、(a) 少なくとも1つの面と、該面に隣接する境界線をもつ図形データを入力する段階と、(b) 上記面を三角形メッシュに分割する段階と、(c) 上記分割された三角形メッシュを構成する各々の三角形要素のうち、隣接する三角形要素どうしを接続する隣接グラフを作成する段階と、(d) 上記各々の三角形要素に関して、上記境界線からの位相的距離を計算する段階と、(e) 上記境界線からの位相的距離からの距離の値に応じて、上記三角形要素を、帯状の領域に分割する段階と、(f) 上記隣接グラフのうち、上記同一の帯状の領域内にある上記三角形要素を接続する辺のみを残して他の辺を消去する段階と、(g) 上記段階(f)で作成されたグラフの頂点を順次辿り、(1) 2つの頂点を接続する1つの辺のみからなるサブグラフ、(2) 1つの孤立する頂点からなるサブグラフ、のうちのどちらかになるように必要に応じて辺を消去する段階と、(h) 2つの頂点を接続する1つの辺のみからなるサブグラフに対しては、該2つの頂点が表現する三角形を結合して四角形を形成し、該四角形を4分割することによって4個の四角形を形成する段階と、(i) 1つの孤立する頂点からなるサブグラフに対しては、該1つの頂点が表現する三角形を3分割することによって3つの四角形を形成する段階を有する、四角形メッシュの生成方法。
IPC (2件):
G06T 17/20 ,  G06T 15/00
FI (3件):
G06F 15/60 612 J ,  G06F 15/60 622 C ,  G06F 15/72 450 A

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