特許
J-GLOBAL ID:200903033564660370

適応型波形等化器およびこれを用いた磁気ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-282450
公開番号(公開出願番号):特開平10-134512
出願日: 1996年10月24日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 係数の最適化の高速化および安定化を両立させた波形等化器を提供すること。【解決手段】 更新回路68は更新量選択回路67から指示された更新量で更新処理を行う。この時、カウント回路69は、係数更新回数をカウントしている。そして、更新回数があらかじめ定められたN回に達すると、制御信号を平均化回路65および更新量選択回路67に送る。すると、これに応じて、平均化回路65は、平均化処理を行う際の平均化回数(データ数)を変更することで、平均化処理の頻度、すなわち、更新の頻度を変更する。実際上は、最適化の初期においては高頻度とし、更新をN回行った後は低頻度で行う。一方、更新量選択回路67は、更新量の決定方法を比例制御方式から定増分制御方式に切り換える。
請求項(抜粋):
タップ係数の設定によってその特性を変更可能な適応型波形等化器において、前記タップ係数の設定値に応じた特性で、入力された信号を等化する波形等化器と、前記波形等化器の出力と別途求められた目標値との誤差を求め、該誤差を反映した値(以下“誤差指標値”という)を求める演算手段と、前記誤差指標値の大きさに比例した量だけ前記タップ係数を更新する処理を行う比例制御型係数更新手段と、前記誤差指標値があらかじめ定められた値以上である場合には、誤差指標値の大きさに関係なく一定量だけ前記タップ係数を更新する処理を行う定増分制御型係数更新手段と、前記タップ係数の更新回数を監視する更新回数監視手段と、前記更新回数監視手段の監視結果に基づき前記タップ係数の更新回数に応じて前記比例制御型係数更新手段と前記定増分制御型係数更新手段とのいずれか一方を選択し、該選択した方によって前記タップ係数の更新を行わせる制御手段と、を有することを特徴とする適応型波形等化器。
IPC (4件):
G11B 20/10 321 ,  H03H 17/00 601 ,  H03H 21/00 ,  H04B 3/04
FI (4件):
G11B 20/10 321 A ,  H03H 17/00 601 D ,  H03H 21/00 ,  H04B 3/04 Z

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