特許
J-GLOBAL ID:200903033564887057

転がり軸受の密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 貞雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-195298
公開番号(公開出願番号):特開平10-026143
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 しめしろ過大によるリップの摩耗が発生しても長期的に密封性を確保できる転がり軸受の密封装置を提供すること。【解決手段】 転がり軸受の内輪の肩部に周段部を設け、外輪に固着したシール環体の内周部から上記周段部の側面に沿って径方向に延びる内周シールリップの一部を上記周段部の側面に接触させた転がり軸受の密封装置において、上記シール環体11の内周シールリップ12を、上記周段部6の側面7方向に延びる複数の内側リップ13,14と、この各内側リップの基部から上記周段部6の側面7とは反対方向に延びる複数の外側リップ15,16とから形成するとともに、上記シール環体11の内周部11aと内側リップ13間及び各内側リップ13,14間の各連結部17,18を軸方向斜め外方に延びるように形成し、かつ、上記各内側リップのうち先端内側リップ13のみが常時上記周段部6の側面7に接触するとともに他の内側リップ14は先端内側リップ13の所定量の摩耗後に初めて上記周段部6の側面7に接触するように形成したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
転がり軸受の内輪の肩部に周段部を設け、外輪に固着したシール環体の内周部から上記周段部の側面に沿って径方向に延びる内周シールリップの一部を上記周段部の側面に接触させた転がり軸受の密封装置において、上記シール環体の内周シールリップを、上記周段部の側面方向に延びる複数の内側リップと、この各内側リップの基部から上記周段部の側面とは反対方向に延びる複数の外側リップとから形成するとともに、上記シール環体の内周部と内側リップ間及び各内側リップ間の各連結部を軸方向斜め外方に延びるように形成し、かつ、上記各内側リップのうち先端内側リップのみが常時上記周段部の側面に接触するとともに他の内側リップは先端内側リップの所定量の摩耗後に初めて上記周段部の側面に接触するように形成したことを特徴とする転がり軸受の密封装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭55-063010
  • 特開昭55-063010
  • 特開昭55-063010

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