特許
J-GLOBAL ID:200903033574574995

平行クロマトグラフィーのための装置及び処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-533732
公開番号(公開出願番号):特表2001-511251
出願日: 1998年02月02日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】本発明は、複数の平行に設置されたクロマトグラフィーカラムを同時分別操作するための装置もしくは器具並びに方法に関する。この器具及び方法は殊に、有機合成の分野での研究で、複数の化学的化合物、例えば潜在的新規薬剤作用物質の同時平行分離、単離及び精製のために、殊に半製造実験でも有利に使用することができる。
請求項(抜粋):
n個の分別カラムクロマトグラフィーの一定数を同時平行実施するための装置において、 a)有利には底部バットの形の底部支持体 これは、1つ以上の取り出し可能な試験管立て(フラクション捕集器)を収納するために役立ち、その際、この試験管立てはその寸法において個々で又は一緒になって、底部支持体、有利に底部バットの内寸法に合っていて、その際、底部支持体の前面に対して平行に、ある程度の距離をおいて並んでいる試験管n個を有するある程度の距離をおいて相互に向き合ったm列の配列が生じうるようにし、 その際、底部支持体、有利には底部バットは場合により一方の又は両方の前面に、これに対して平行に設置された(「0-位置」及び/又は「極位置」)溶剤排出溝を有してよい; b)底部支持体、有利に底部バットの各側面に対して平行に設置され、モーター駆動の制御可能なスライドを有する誘導レール1つずつ; c)スライド上に設置され、かつ底部支持体、有利に底部バット上である程度の距離をおいてスライドにより移動させることができる橋(「カラム支持橋」)、その際これは、幾つかのクロマトグラフィーカラムを固定して又は場合により交換可能に収納するための支持体として役立つ; d)クロマトグラフィーカラムの滴下先端の通過すべき位置線が、個々の列の試験管位置に合っているように、列として底部支持体、有利に底部バットの前面に対して平行にカラム支持橋の所に設置されているクロマトグラフィーカラムn個数、その際、これらのクロマトグラフィーカラムは場合により圧力下での作業のために設計されていてもよい; e)溶離剤を収納するための1つの溶剤容器又は場合により、種々の溶離剤を収納するための複数の溶剤容器、その際、溶剤容器は場合により圧力容器として設計されていてもよく、かつその際、溶剤容器は場合によりクロマトグラフィーカラムの上方にカラム支持橋とも結合して設置されていてもよい; f)溶剤容器からクロマトグラフィーカラムに溶離剤を供給するための、場合により圧力供給管として設計された固定又は可動供給管; g)誘導レール上のカラム支持橋を有するスライドを動かすためのモータードライブ及び殊に時間間隔、供給速度及び底部支持体に沿った、有利に底部バットに沿ったカラム支持橋の位置を自動制御するための電子制御装置; [ここで、nはカラム支持橋に設置されたクロマトグラフィーカラムの数を表し、かつ5を上回る整数であり、かつ ここで、mは、カラム支持橋がその上を通過しうる可能な試験管列の数である] を特徴とする、n個の分別カラムクロマトグラフィーの一定数を同時平行実施するための装置。
IPC (2件):
G01N 30/46 ,  B01D 15/00
FI (2件):
G01N 30/46 G ,  B01D 15/00 Z

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