特許
J-GLOBAL ID:200903033585412148

灯油や植物油を燃料とする遮熱型エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-345097
公開番号(公開出願番号):特開平9-158731
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、セタン価の低く、オクタン価が低い灯油や植物油を気化燃料として着火燃焼させる遮熱型エンジンを提供する。【解決手段】 この遮熱型エンジンは、シリンダヘッド7に副室2と燃料供給室5を設け、主室1と副室2とを連通する連絡孔13に連絡孔弁4を配置し、副室2にセタン化の低い灯油や植物油の燃料を気化させた気化燃料を噴霧し、圧縮行程終端付近で気化燃料と主室1の高圧空気とを混合させて着火燃焼させる。コントローラ20でエンジン始動時と定常運転時とで燃料供給径路を変更制御し、エンジン始動時には燃料供給室5に設けたヒータ45で燃料を気化させ、定常運転時では熱交換器24を通して排気ガスの熱エネルギーで燃料を気化させ、気化した燃料を副室2に噴霧して着火燃焼させる。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドに形成した吸、排気ポートを開閉する吸、排気弁、ピストンが往復動するシリンダ側に形成された遮熱構造の主室と前記シリンダヘッドに配置した遮熱構造の副室とを連通する連絡孔、前記連絡孔を開閉するため圧縮行程終端付近で開弁し且つ膨張行程後半で閉弁する連絡孔弁、送油燃料ポンプからの灯油や植物油の燃料を気化させる排気管に設けられた熱交換器、前記燃料ポンプからの燃料を前記副室へ供給するヒータを備えた燃料供給室、前記燃料供給室を前記副室に対して開閉する燃料制御弁、及びエンジン始動時に応答して前記ヒータによって燃料を気化させ、エンジン運転条件の変化に応答して前記熱交換器によって燃料を気化させる制御を行うコントローラ、から構成した灯油や植物油を燃料とする遮熱型エンジン。
IPC (3件):
F02B 19/02 ,  F02B 77/11 ,  F02M 31/12 311
FI (3件):
F02B 19/02 ,  F02B 77/11 A ,  F02M 31/12 311 A

前のページに戻る