特許
J-GLOBAL ID:200903033586170571

記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東島 隆治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-334246
公開番号(公開出願番号):特開平10-177701
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 小型の放送用VTRなどにおいて、電磁的に記録信号と再生信号間の十分な分離が困難であっても、再生信号に混入する記録信号のクロストーク成分を低減して同時再生機能を備えた記録再生装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明の記録再生装置は、適応フィルタ25が記録データから再生信号に至るクロストーク成分の周波数特性を近似して疑似クロストーク信号26を出力し、減算回路8において再生信号から疑似クロストーク信号26を差し引くことによりクロストーク成分がキャンセルされ、適応フィルタ25が誤差信号28に応じて常に最適な状態になるよう適応的に制御される。
請求項(抜粋):
記録データを磁気記録媒体に記録する記録ヘッドと、記録された信号を再生する再生ヘッドと、前記記録データを入力とする適応フィルタ手段と、前記再生ヘッドにより再生された再生信号から前記適応フィルタ手段の出力を減算する演算手段と、前記演算手段の出力信号から誤差信号を検出して前記適応フィルタ手段に帰還する誤差検出手段と、再生信号から再生データに同期した再生クロックを発生する再生クロック発生手段とを備え、前記適応フィルタ手段が、記録データ列から連続するK個(Kは自然数)の記録データを前記再生クロックに同期して第1のデータ群として出力し、前記記録データ列から他の連続するK個の記録データを前記再生クロックに同期して第2のデータ群として出力する信号配列手段と、前記第2のデータ群のK個のデータを一方の入力とし、前記誤差信号を他方の入力とするK個の乗算手段からなる第1の乗算手段群と、前記第1の乗算手段群のK個の乗算手段の出力信号をそれぞれ積分するK個の積分手段と、前記第1のデータ群のK個の出力を一方の入力とし、前記K個の積分手段のそれぞれの出力を他方の入力とするK個の乗算手段からなる第2の乗算手段群と、前記第2の乗算手段群のK個の乗算手段の出力の総和を得て適応フィルタの出力とする演算手段と、を備えた記録動作と同時に再生を行う記録再生装置。
IPC (2件):
G11B 5/02 ,  G11B 5/09 301
FI (2件):
G11B 5/02 M ,  G11B 5/09 301 Z

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