特許
J-GLOBAL ID:200903033590412180

X線診断用多板式カメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-322566
公開番号(公開出願番号):特開平7-177432
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】ハレーションが生じた場合でも、繋ぎ目などが殆ど見えない的確な板間感度補正を行うことのできるX線診断用多板式カメラを提供する。【構成】X線診断用の2板式カメラにおいて、2つの明るさ検出領域Ra,Rbの明るさに基づいて分割領域A,B同士の画像明るさを一致させる補正係数Ka,Kbを分割領域毎且つフレーム毎に演算する係数生成部40と、その補正係数を用いて分割領域A,B毎の画像明るさをフレーム毎に補正する手段(乗算器33a,33bを要部とする)とを備える。明るさ検出領域Ra,Rbの画像明るさを画素毎に判断してハレーションが生じている状態を検出するハレーション検出回路50a,50bと、ハレーション状態が検出されると、ハレーションに関与していない補正係数を代替演算する係数保持部43とを備える。
請求項(抜粋):
同一被写体の一部重複した明るさ検出領域を含む別々の分割領域を複数の2次元撮像素子で独立に撮像し、その複数の分割領域の画像を合成して1フレームの撮像領域を形成するようにしたX線診断用多板式カメラにおいて、上記複数の明るさ検出領域の画像明るさに基づいて分割領域同士の画像明るさを一致させる補正係数を分割領域毎且つフレーム毎に演算する補正係数演算手段と、この補正係数演算手段により演算された補正係数を用いて上記分割領域毎の画像明るさをフレーム毎に補正する感度補正手段とを備えるとともに、上記明るさ検出領域の画像明るさを画素毎に判断してハレーションが生じている状態を検出するハレーション検出手段と、このハレーション検出手段によりハレーション状態が検出されると、上記ハレーションに関与していない上記補正係数を代替演算する補正係数代替演算手段とを備えたことを特徴とするX線診断用多板式カメラ。

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