特許
J-GLOBAL ID:200903033599264508

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-286209
公開番号(公開出願番号):特開平5-115475
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】本発明は、超音波による被検体の断層像を表示する超音波診断装置に関し、被検体内に例えば脂肪層等の音速の不均一な部分が存在しても正しく受信フォーカスさせる。【構成】受信信号の時系列的な第1の一部領域内において、例えばピーク値の存在する点等の特徴点を求め、該特徴点に基づいて受信信号の時系列的な第2の一部領域を切り出し、この切り出された第2の一部領域内の受信信号に基づいて遅延手段により遅延された後の受信信号の相対的な時間ずれを求め、この求められた相対的な時間ずれを補正する。
請求項(抜粋):
被検体内に送信される超音波が該被検体内の所定の送信フォーカス点で焦点を結ぶように送信手段により生成された各所定のタイミングのパルス状の電圧を所定の方向に並んだ多数の電気音響変換素子のそれぞれに印加し、前記被検体内に送信され該被検体内で反射した前記超音波を前記多数の電気音響変換素子のそれぞれで受信することにより多数の受信信号を得、前記被検体内の互いに略同一の位置で略同時に反射された超音波に対応する前記多数の受信信号が互いに略同時に出力されるように遅延量可変の遅延手段を用いて前記多数の受信信号をそれぞれ遅延させるとともに互いに加算することにより加算信号を得、該加算信号に基づいて前記被検体の断層像を表示する超音波診断装置において、前記受信信号の時系列的な第1の一部領域内の特徴点を求める特徴点演算手段と、該特徴点に基づいて前記受信信号の時系列的な第2の一部領域を切り出すゲート手段と、前記第2の一部領域内の前記受信信号に基づいて、前記受信信号の相対的な時間ずれを求める時間ずれ演算手段と、該時間ずれ演算手段により求められた前記相対的な時間ずれを補正するように前記遅延手段における前記受信信号の各遅延量を制御する遅延量制御手段とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (3件):
A61B 8/00 ,  G01B 17/00 ,  G01N 29/22 501

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