特許
J-GLOBAL ID:200903033601252458

可変動弁機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-340112
公開番号(公開出願番号):特開平9-177523
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】本発明は、吸気流入期間、排気放出期間の設定の自由度を向上させることが可能な可変動弁機構を提供する。【解決手段】本発明は、揺動中心が偏心操作される、それぞれ回転自在に軸支された回転体35a,35bを有する吸気側、排気側のディスク部材52a,52bを設け、吸・排気側の回転体と、吸・排気側のカムシャフトを構成する回転軸23a,23bとカムローブ24a,24bとを偏心可能継手32a,32bを介して連結し、両ディスク部材を揺動支点から離れた地点でピン68で相対揺動可能に連結して、たとえ吸気・排気側で大きく異なる偏心量δ1 2 が与えられても、同偏心量に相当する変位量で吸・排気の回転体を変位させることを可能にした。
請求項(抜粋):
クランク軸から回転力が伝達され、エンジン本体の吸気側、あるいは排気側の一方に配設される第1の回転部材と、この第1の回転部材と略平行をなして前記エンジン本体の吸気側、あるいは排気側の他方に配設される第2の回転部材と、第1の軸受開口部を有し、前記第1の回転部材の軸線に沿う軸線を有する支持軸部材を介してエンジン本体に揺動自在に設けられた第1のディスク部材と、第2の軸受開口部を有し、前記支持軸部材から離れた位置において連結部材を介して前記第1のディスク部材と相対揺動可能に連結され、該連結部材と離れた位置において駆動装置と係合し該駆動装置により駆動されて前記第2の回転部材の軸線に対して略径方向、又は周方向に変位可能に設けられた第2のディスク部材と、前記第1の軸受開口部に軸支されると共に、前記第1の回転部材に連結され該第1の回転部材の回転に伴って回転する第1の中間部材と、前記第2の軸受開口部に軸支されると共に、前記第2の回転部材に連結され該第2の回転部材の回転に伴って回転する第2の中間部材と、前記第1の中間部材の回転位相に対応して前記エンジン本体の燃焼室への吸気流入期間又は排気放出期間の一方が設定される第1の弁部材と、前記第2の中間部材の回転位相に対応して前記エンジン本体の燃焼室への吸気流入期間又は排気放出期間の他方が設定される第2の弁部材と、を具備したことを特徴とする可変動弁機構。
IPC (5件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/04 ,  F01L 1/26 ,  F02D 13/02 ,  F16C 3/28
FI (5件):
F01L 13/00 301 A ,  F01L 1/04 D ,  F01L 1/26 D ,  F02D 13/02 Z ,  F16C 3/28

前のページに戻る