特許
J-GLOBAL ID:200903033606222786

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鹿嶋 英實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-194776
公開番号(公開出願番号):特開平6-024350
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 ファジー推論によって操舵状態に応じた補正を行い、操舵性能を向上させる。【構成】 操舵トルク、車速、操舵角速度、操舵角加速度を入力パラメータとして、所定のファジールールに従ってファジー推論を行い、慣性補償ゲインKaおよび粘性補償ゲインKvを演算する。そして、これらの慣性補償ゲインおよび粘性補償ゲインによって慣性補償値および粘性補償値を、それぞれ補正する。したがって、ファジー推論によって操舵状態に応じたゲイン補正が行われ、操舵性能が向上する。
請求項(抜粋):
操舵系に連結され、操舵補助トルクを発生するモータと、操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記操舵系の操舵角速度を検出する操舵角速度検出手段と、前記操舵系の操舵角加速度を検出する操舵角加速度検出手段と、前記操舵角加速度検出手段の出力に基づいてモータの慣性を補償する慣性補償値を演算する慣性制御手段と、操舵角速度検出手段の出力に基づいてモータの粘性を補償する粘性補償値を演算する粘性制御手段と、前記操舵トルク検出手段および車速検出手段の出力に基づいて前記モータの駆動を制御するアシスト指令値を演算するとともに、このアシスト指令値を前記慣性補償値および粘性補償値によって補正する制御手段と、を備えた電動式パワーステアリング装置において、前記操舵トルク、車速、操舵角速度、操舵角加速度を入力パラメータとして、所定のファジールールに従ってファジー推論を行い、前記慣性制御手段の慣性補償ゲインおよび粘性制御手段の粘性補償ゲインを演算するファジー推論手段を設け、前記慣性制御手段は、ファジー推論手段の出力に基づいて前記慣性補償値を補正し、前記粘性制御手段は、ファジー推論手段の出力に基づいて前記粘性補償値を補正することを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
IPC (6件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D117:00 ,  B62D119:00 ,  B62D137:00

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