特許
J-GLOBAL ID:200903033611478705
車両用空調装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-039933
公開番号(公開出願番号):特開平9-226349
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 フットデフモードおよびフットモード時にクールデフ状態を防止する。【解決手段】 フットデフモードおよびフットモード時に、デフロスタドア13をデフロスタ連通開口部81を閉じるような位置と、その位置からデフロスタ開口部7側にズレた位置との間で停止させる。そして、デフロスタドア13の外縁部と、デフロスタ流路8の内壁81およびデフロスタ連通開口部81の外縁部との間に空気が流通する隙間132を形成する。これにより、冷風のデフロスタ流路8への混入が抑制されるとともに、温風がデフロスタ流路8に導入し易くなるので、フットモードおよびフットデフモード時のクールデフ状態を防止することができる。
請求項(抜粋):
空気流路を形成する空調ケーシング(1)と、前記空調ケーシング(1)内に配置され、前記空調ケーシング(1)内を流れる空気を加熱する加熱手段(3)と、前記空調ケーシング(1)内に形成され、前記加熱手段(3)を迂回するバイパス流路(4)と、前記加熱手段(3)にて加熱された温風の主流と、前記バイパス流路(4)を通過した冷風の主流とが所定角度で交差して合流する合流空間(5)と、前記合流空間(5)より前記温風の主流方向下流側に形成され、車両窓ガラスに向けて空気を吹き出すデフロスタ吹出口に連通するデフロスタ開口部(7)と、前記合流空間(5)から前記デフロスタ開口部(7)に至るデフロスタ流路(8)と、前記デフロスタ開口部(7)の開閉を行う矩形状のデフロスタドア(13)と、前記デフロスタ流路(8)と前記合流空間(5)とを連通させるデフロスタ連通開口部(81)と、車室内への空気の吹き出しモードを設定する吹き出しモード設定手段(44)と、前記吹き出しモード設定手段(44)により、前記空調ケーシング(1)内を流れる空気の一部を前記デフロスタ開口部(7)から吹き出すモードに設定された場合に、前記デフロスタドア(13)をデフロスタ連通開口部(81)を閉じるような位置と、その位置から前記デフロスタ開口部(7)側にズレた位置との間で停止させる制御手段(40、43)とを有し、前記デフロスタドア(13)の外縁部と、前記デフロスタ流路(8)の内壁(81)および前記デフロスタ連通開口部(81)の外縁部との間に空気が流通する隙間(132)が形成されていることを特徴する車両用空調装置。
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