特許
J-GLOBAL ID:200903033621343271

脱窒細菌の培養方法、固定化脱窒細菌およびこれを用いる脱窒方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-278950
公開番号(公開出願番号):特開平7-108294
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【構成】pH6〜8、温度35°C、培地塩分濃度0.85〜3.4%の最適生育条件を有し、硝酸から直接ガス状窒素へ還元する見かけ上の代謝経路をもつアルカリゲネス属の海洋性脱窒細菌(特にG-A-2-1,Ab-A-1,Ab-A-2株)を上記最適生育条件に近い状態に維持して培養液の610nmでの吸光度が2以上となるまで培養する脱窒細菌の培養方法、該脱窒細菌を固定化した固定化脱窒細菌、該固定化脱窒細菌を嫌気的流動床にて流入水(例,循環濾過養魚システムの飼育水)と接触させる(流入水の糖濃度:120〜360mg-C/l,滞留時間:12〜36時間)脱窒方法。【効果】亜硝酸発生が望ましくない循環濾過養魚システム等における水質浄化の浄化微生物としての脱窒細菌を提供し、生物膜および特に効率のよい固定化細菌の形態での脱窒が可能となった。
請求項(抜粋):
pH6〜8、温度35°C、培養培地塩分濃度0.85〜3.4%の最適生育条件を有し、硝酸から直接ガス状窒素へ還元する見かけ上の代謝経路をもつアルカリゲネス属の海洋性脱窒細菌を塩分濃度0.85〜3.4%の培養培地中、該培地のpHを6〜8、温度を32〜38°Cに維持して培養液の610nmでの吸光度が2以上となるまで培養することからなる脱窒細菌の培養方法。
IPC (6件):
C02F 3/10 ZAB ,  A01K 63/04 ,  C02F 3/00 ,  C02F 3/34 101 ,  C12N 1/20 ,  C12R 1:02

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