特許
J-GLOBAL ID:200903033624399316

トロイダル型無段変速機のパワーローラ支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-083531
公開番号(公開出願番号):特開2002-286106
出願日: 2001年03月22日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 トラニオンのオフセット時、一端部横方向位置決め用リンクと干渉しても、干渉してないに干渉力が作用しないようにする。【解決手段】 パワーローラ8,9を回転自在に支持したトラニオン14,15の一端部同士および他端部同士を、トラニオン軸線O2 周りに傾転可能に且つトラニオン軸線O2 方向にオフセット可能にした状態で、一端部相対位置決め手段および他端部相対位置決め手段のうち一方をトラニオン対応端部の外側にニードル軸受54を介して傾転方向相対変位可能に巻き掛けした無終端線状部材51で構成する。前後伝動ユニット2,3間に延在する線状部材51の線分に突っ張り部材55を嵌合し、その両端をアウターレース外周切り欠き53b に係合させる。トラニオン14,15がオフセット中板状リンクと干渉した時、干渉していない側に干渉力が作用するのを、線状部材51の変形で防止することができる。
請求項(抜粋):
同軸配置の入出力ディスク間で複数のパワーローラが挟圧力に応じた摩擦係合により動力の受渡しを行うトロイダル伝動ユニットを2個1組としてタンデムに具え、前記パワーローラを個々に回転自在に支持したトラニオンの隣り合う一端部同士および他端部同士をそれぞれ、トラニオン軸線周りに傾転可能にし且つトラニオン軸線方向にオフセット可能にした状態で、横方向に相対位置決めするための一端部相対位置決め手段および他端部相対位置決め手段を設けたトロイダル型無段変速機において、前記一端部相対位置決め手段および他端部相対位置決め手段の一方を、板状リンクにより構成し、他方を、トラニオンの対応端部の外側に傾転方向相対変位可能に巻き掛けした無終端線状部材により構成し、前記両トロイダル伝動ユニット間に延在する該無終端線状部材の線分に、該線分が圧縮荷重を支持し得るようにするための突っ張り部材を設けたことを特徴とするトロイダル型無段変速機のパワーローラ支持構造。
Fターム (8件):
3J051AA03 ,  3J051AA08 ,  3J051BA03 ,  3J051BB02 ,  3J051BD01 ,  3J051BE09 ,  3J051CB07 ,  3J051EC03

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