特許
J-GLOBAL ID:200903033624512880

モーターオイルフィルター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-171262
公開番号(公開出願番号):特開平8-332312
出願日: 1995年06月05日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 鉄粉の吸着効果の高いモーターオイルフィルター。【構成】 磁性モーターオイル濾過装置内に、頭部を切断した円錐状の上部を有して導流作用を有する基座を設け、該基座の比較的大きな開口端でモーターオイルフィルターのオイル出口上を覆い、並びに金属網で固定し、その上に、一分隔部材を利用して分隔した二鉄粉収集槽板の間に環状永久磁石を挟んで固定した構造を設け、該鉄粉収集槽板の上方にも分隔の関係をもって一導流上蓋を支承し、導流上蓋と鉄粉収集槽板の間と、鉄粉収集槽と基座頂面の間にモーターオイル通路を形成してモーターオイルを環状永久磁石のS極とN極の磁力最強区域に導引して通過させ、その内に含まれる鉄粉を磁石に吸着させ濾過する。
請求項(抜粋):
上に流体出口と流体入口を有して内に少なくとも一つの磁性濾過装置を有し、上記流体入口より内部に流入した液体を上記磁性濾過装置を経て上記流体出口より流出させる一つのハウジングを有する流体濾過器であって、該磁性濾過装置は、一基座を有し、該基座は、頭部を切断した円錐状の上半部と直立円柱状の下半部を有し、上記流体出口より大きな直径の開口底端を有して、その開口底端で完全に上記流体出口を覆うよう設置され、該基座にはさらにそれより直径の小さい頂端を有して該頂端上には内部空間への流体流入に供される複数の流体流通孔道が設けられ、該基座には上記ハウジング内部への固定用の一固定装置が設けられ、上記磁性濾過装置はさらに、上鉄粉収集槽板と下鉄粉収集槽板を有し、該上鉄粉収集槽板は一環状傾斜側壁と一平坦底部より構成された一つの中心下凹部を有し、該平坦底部上には複数の流体流通孔道が設けられ、該上鉄粉収集槽板にはさらに上記中心下凹部を囲むようにその上に結合された一環状部が設けられ、上記下鉄粉収集槽板は該上鉄粉収集槽板と同じ構造を有するが上鉄粉収集槽板を上下に逆転した方向に設置されてその中心下凹部の平坦底部と上鉄粉収集槽板の中心下凹部の平坦部は相対し且つ一体に固定されると共に、上鉄粉収集槽板と下鉄粉収集槽板上の流体流通孔道も相対称とされることで、上鉄粉収集槽板と下鉄粉収集槽板の環状部間に一環状空間が形成され、該下鉄粉収集槽板は分隔の関係をもって基座の頂面上に固定され、下鉄粉収集槽板と基座の頂面の間には一下流体通路が形成され、上記磁性濾過装置はさらに、磁石装置を有し、それは上鉄粉収集槽板と下鉄粉収集槽板の間の環状空間に環状に形成され、その内に固定され、そのS極とN極はそれぞれ上鉄粉収集槽板と下鉄粉収集槽板の環状分隔部に当接し一体とされ、上記磁性濾過装置はさらに、一導流上蓋を有し、該導流上蓋は一平坦底部と該底部を囲む傾斜側壁を有する一下凹部と、該下凹部を囲むと共にその上に結合される一環状部を有し、該導流上蓋は上記上鉄粉収集槽板の上方に固定され、その環状部と上鉄粉収集槽板の環状部の間、及びその傾斜側壁と上鉄粉収集槽板の傾斜側壁の間に一上流体通路が形成され、その中、上記下流体通路は流体を導引して下鉄粉収集槽板の環状部を経させ、その内に含まれる鉄粉を上記磁石装置の磁力で吸引させ、下鉄粉収集槽板の環状部状に堆積させ、下流体通路を経た流体はさらに該基座頂端上の流体流通孔道を経て該基座内部に進入し、該上流体通路は流体を上鉄粉収集槽板の環状部に導引してその内に含まれる鉄粉を該収集槽板の環状部上に堆積させ、上流体通路を経た流体はさらに上鉄粉収集槽板と下鉄粉収集槽板上の流体流通孔道を経て下流体通路内に至った後、該基座内に進入し、流体濾過器に進入することを特徴とする、流体濾過器。
IPC (4件):
B01D 27/08 ,  B01D 29/07 ,  B01D 35/02 ,  F01M 11/03
FI (4件):
B01D 27/08 ,  F01M 11/03 K ,  B01D 29/06 510 D ,  B01D 35/02 E

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