特許
J-GLOBAL ID:200903033629514784

炭素含有ガスの発熱量測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-128030
公開番号(公開出願番号):特開平8-320300
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】 炭素含有ガスの発熱量の迅速な測定が可能な方法及び装置を実現する。【構成】 赤外吸収濃度計8が炭素含有ガス2中に含まれる一酸化炭素、二酸化炭素及びメタンの濃度を測定し、また、屈折率計9が炭素含有ガス2の屈折率を測定し、計算機6がそれぞれの計測器8,9の測定結果を入力して水素の濃度を求めた後、一酸化炭素、メタン及び水素の濃度に理論発熱量を乗算して炭素発熱量を求めるものとすることによって、それぞれの計測器8,9による測定及び計算機6による演算は迅速に行われるため、炭素含有ガス2の発熱量をリアルタイムで測定することが可能となり、炭素含有ガス2の発熱量の速やかな制御が可能となって、発電負荷の急変に対する対応等も可能となる。
請求項(抜粋):
炭素含有燃料ガス化炉にて生成された炭素含有ガスの発熱量測定方法において、赤外吸収濃度計により一酸化炭素、二酸化炭素及びメタンの濃度を測定し、炭素含有ガス中での水素及び窒素の濃度の和の値を求め、また、屈折率計により炭素含有ガスの屈折率を測定し、測定した同ガスの屈折率と既知である同ガス中の各気体の屈折率と前記赤外吸収濃度計により測定した一酸化炭素、二酸化炭素及びメタンの濃度とからそれぞれの屈折率が乗算された水素及び窒素の濃度の和の値を求めた後、前記水素及び窒素の濃度の和の値とそれぞれの屈折率が乗算された水素及び窒素の濃度の和の値とから炭素含有ガス中における水素の濃度を求め、一酸化炭素、メタン及び水素の濃度とそれぞれの理論発熱量とから炭素含有ガスの発熱量を求めることを特徴とする炭素含有ガスの発熱量測定方法。

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