特許
J-GLOBAL ID:200903033649923796

イオン移動度及び質量分析器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-618721
公開番号(公開出願番号):特表2002-544517
出願日: 2000年05月16日
公開日(公表日): 2002年12月24日
要約:
【要約】イオン移動度質量分析器(300)は4極子質量フィルター(304)に連結されたイオン出口を有するイオン移動度分析器に連結されたイオン源領域(32)を含む。フィルターの出口は飛行時間による質量分析器のような質量分析器(36)のイオン加速領域に連結されたイオン出口を有する衝突セル(304)に連結されている。装置(300)は、試料がイオン化され生成された3次元イオンスペクトル(イオン移動度及びイオン質量に対するイオン強度)が観測されるような配列順序決定分析にテクに適している。スペクトルが複数の移動度の値においてイオンの重なりを示していなければ、衝突セル(304)に緩衝気体(306)が充填され、装置(300)が再作動され、それによって親イオン及び娘イオンの完全な3次元スペクトルが生ずる。しかしながら、最初のスペクトルで複数の移動度の値において2つまたはそけより多くのイオンが重なることが示されれば、衝突セル(304)に緩衝気体(306)が充填され4極子質量フィルター(302)が重なる移動度の値を有する1種類のイオン以外の全てのイオン選択的にフィルタリングして除くように制御される。装置(300)が再作動され、4極子質量フィルター(302)が移動度の重なりが生ずるのと同じ回数だけ選択的に制御され、それによって細分により生ずる親イオン及び娘イオンの完全な3次元スペクトルを与える。イオン移動度(34)及び質量分析器(36)に対する質量フィルター(302)、イオントラップ(32)及び衝突セル(304)の種々の配置形態が考えられる。
請求項(抜粋):
気塊状イオンを発生することと、 該気塊状イオンの少なくとも一部をイオン移動度分析器内にゲートしそれによって該気塊状イオンをそれぞれ対応するイオン移動度を有する多数のイオンパケットを形成するように時間的に分離することと、 該イオンパケットの少なくとも一部を順次質量分析器に向けることと、 該質量分析器を連続的に作動させそれによって上記イオンパケットの少なくとも一部をそれぞれ対応するイオン質量を有する多数のイオンサブパケットを形成するように順次時間的に分離することと、 該イオンサブパケットの少なくとも一部を処理してそれから質量スペクトル情報を決定することと、の各ステップからなることを特徴とするイオン質量スペクトル情報を生成する方法。
IPC (5件):
G01N 27/64 ,  G01N 27/62 ,  H01J 49/10 ,  H01J 49/40 ,  H01J 49/42
FI (7件):
G01N 27/64 C ,  G01N 27/64 B ,  G01N 27/62 K ,  G01N 27/62 V ,  H01J 49/10 ,  H01J 49/40 ,  H01J 49/42

前のページに戻る