特許
J-GLOBAL ID:200903033655648535

作業工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岩田 哲幸 ,  池田 敏行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-016130
公開番号(公開出願番号):特開2006-198755
出願日: 2005年01月24日
公開日(公表日): 2006年08月03日
要約:
【課題】作業工具の工具保持装置における工具ビットの着脱に関する操作性を維持しつつ構造の簡素化を図る上で有効な技術の提供。【解決手段】作業工具(インパクトドライバ)の工具保持装置131は、ビット保持部材115、貫通孔135、係合部材137、筒状の操作部材139、付勢部材141を有する。係合部材137は、工具ビット109のビット装着孔133への挿入時には、操作部材139を付勢部材141の付勢力に抗して規制位置から規制解除位置側へと移動させることで、当該工具ビットの更なる挿入動作を許容する。工具ビットがビット装着孔内の所定位置に挿入されたときは、操作部材が規制解除位置側から規制位置へと移動することに伴い、工具ビットのロック溝と係合する。操作部材と係合することで当該工具ビットの引き抜きを規制する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
被加工材に所定の加工作業を行う工具ビットと、 前記工具ビットを保持する工具保持装置と、を有する作業工具であって、 前記工具保持装置は、 前記工具ビットが軸方向に挿入あるいは抜き取りが可能とされたビット装着孔を有する筒状のビット保持部材と、 一端が前記ビット保持部材の外面に開口し、他端が前記ビット装着孔に開口するように当該ビット保持部材に設けられた貫通孔と、 前記貫通孔内に配置され、前記ビット保持部材の外面側開口から突出する外側位置と、前記ビット装着孔側開口から突出する内側位置との間で移動可能とされた係合部材と、 前記ビット保持部材の外周に軸方向への移動可能に配置されるとともに前記係合部材が前記内側位置から前記外側位置へ移動することを規制する移動規制領域を有し、当該移動規制領域が前記係合部材に係合して当該係合部材の移動を規制する規制位置と、前記移動規制領域が前記係合部材から離間して当該係合部材の移動規制を解除する規制解除位置との間で移動可能とされた筒状の操作部材と、 前記操作部材を常時に前記規制位置に保持するべく付勢力を作用させる付勢部材と、を有し、 前記工具ビットと前記係合部材との間には、前記ビット装着孔に対する当該工具ビットの挿入方向において互いに係合可能な第1のカム作動領域と、工具ビットの引き抜き方向において互いに係合可能な第2のカム作動領域が設定され、 前記係合部材と前記操作部材との間には、ビット挿入方向における前記移動規制領域の前側に隣接して前記工具ビットの前記ビット装着孔への挿入時に互いに係合可能な第3のカム作動領域が設定され、 前記係合部材は、前記工具ビットあるいは前記操作部材に対する係合面として曲面を備えており、前記工具ビットの前記ビット装着孔への挿入時には、前記第1のカム作動領域を介して前記内側位置から前記外側位置へと移動しつつ前記第3のカム作動領域を介して前記操作部材を前記付勢部材の付勢力に抗して前記規制位置から前記規制解除位置側へと移動させることで、当該工具ビットの更なる挿入動作を許容するカム部材として機能し、前記工具ビットが前記ビット装着孔内の所定位置に挿入されたときには、前記操作部材が前記付勢部材の付勢力で前記規制解除位置側から前記規制位置へと移動することに伴い前記第3のカム作動領域を介して前記外側位置から内側位置へと移動後、前記第2のカム作動領域を介して前記工具ビットと係合するとともに、規制位置へと移動した前記操作部材の移動規制領域と係合することで当該工具ビットの引き抜きを規制する抜け止め部材として機能する構成としたことを特徴とする作業工具。
IPC (2件):
B25F 5/00 ,  B25B 21/00
FI (2件):
B25F5/00 Z ,  B25B21/00 Q
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (10件)
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