特許
J-GLOBAL ID:200903033656925893

加工硬化した球状化組織を有する鋼材の軟化焼鈍方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-053113
公開番号(公開出願番号):特開平8-253809
出願日: 1995年03月14日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【目的】冷間加工を受けて加工硬化した球状化組織を有する棒鋼や線材を短時間で軟化し、冷間加工を受ける前と同等以上の特性を付与することが可能な、軟化焼鈍方法の提供。【構成】温度T1 に3°C/秒以上の加熱速度で昇温した後、直ちに温度T2まで3°C/秒以上の冷却速度で冷却し、更に、温度T3 までを0.02〜5°C/秒の冷却速度で冷却する、球状化焼鈍を行った後に冷間加工を施した、重量%で0.2〜1.5%のC、0.5〜3.0%のMn+Crおよび0〜0.6%のMoを含有する鋼材の軟化焼鈍方法。温度T2 から温度T4 まで任意の冷却速度で冷却して、温度T4 からAe1点-50°Cの温度域で5〜60分保持しても良い。但し、Ae1点+10°C≦T1 ≦Ae1点+180°C、Ae1点-30°C≦T2 ≦Ae1点+50°C、T3 ≦Ae1点-50°C、T2 ≦T1 、Ae1点-50°C≦T4 ≦Ae1点-5°C、T4 ≦T2 、かつ、Ae1点(°C)=723 -10.7×Mn(%)+29.1×Si(%)+16.9×Cr(%)
請求項(抜粋):
球状化焼鈍を行った後に冷間加工を施した、重量%で0.2〜1.5%のC、0.5〜3.0%のMn+Crおよび0〜0.6%のMoを含有する鋼材を、温度T1 に3°C/秒以上の加熱速度で昇温した後、直ちに温度T2 まで3°C/秒以上の第1冷却速度で冷却し、更に、温度T3 までを0.02〜5°C/秒の第2冷却速度で冷却することを特徴とする、加工硬化した球状化組織を有する鋼材の軟化焼鈍方法。但し、Ae1点+10°C≦T1 ≦Ae1点+180°C、Ae1点-30°C≦T2 ≦Ae1点+50°C、T2 ≦T1 、T3 ≦Ae1点-50°C、とする。
IPC (3件):
C21D 1/32 ,  C21D 6/00 ,  C21D 9/52 103
FI (3件):
C21D 1/32 ,  C21D 6/00 U ,  C21D 9/52 103 B

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