特許

J-GLOBAL ID：200903033657201651

溶接性の優れた80kgf/mm2級高張力鋼の製造法

発明者： 吉田 譲 ,  為広 博
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-014232
公開番号（公開出願番号）：特開平6-228636
出願日： 1993年01月29日
公開日（公表日）： 1994年08月16日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、厚み70mm以下の溶接性に優れたHT80の製造法を提供する。【構成】 重量%でC:0.05〜0.11%、Si:0.5%以下、Mn:0.6〜1.6%、P:0.03%以下、S:0.005%以下、Cr:0.05〜0.70%、Mo:0.10〜0.60%、V:0.15〜0.65%、Ti:0.005〜0.025%、Al:0.06%以下、N:0.012%以下を含有し実質的にBを含有しない鋼片を1150°C以下に再加熱して、1000°C以下の累積圧下量が50%以上になるように圧延を行った後、Ac3 〜1000°Cの温度範囲に再加熱して焼入し、500°C〜Ac1 変態点の温度範囲で焼戻処理することにより、厚み50mm以下の溶接性の優れたHT80が製造できる。

請求項（抜粋）：

重量比でC :0.05〜0.11%、Si:0.5%以下、Mn:0.6〜1.6%、P :0.03%以下、S :0.005%以下、Mo:0.10〜0.60%、V :0.15〜0.65%、Ti:0.005〜0.025%、Al:0.06%以下、N :0.012%以下残部が鉄および不可避的不純物からなる実質的にBを含有しない鋼を1150°C以下に再加熱して、1000°C以下の累積圧下量が50%以上になるように圧延を行った後、Ac3 〜1000°Cの温度範囲に再加熱して焼入し、500°C〜Ac1 変態点の温度範囲で焼戻処理することを特徴とする溶接性の優れた80kgf/mm2 級高張力鋼の製造法。

IPC (3件)：

C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14