特許
J-GLOBAL ID:200903033657686310

内燃機関の点火コイル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209916
公開番号(公開出願番号):特開平6-058237
出願日: 1992年08月06日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 点火コイルと相手側部材との組付方向性を解消して、双方のエア抜孔を一致させる調整操作を不要とし、組付作業を容易化する。【構成】 プラグホールH内で点火コイル1の高圧タワー5に組付角自在に外嵌する高圧ジョイント7の上キャップ8と、上キャップ8に形成されて点火コイル1とシリンダヘッドCとの間に介装されるシール鍔13と、点火コイル1の圧接面3a及びシール鍔13の被圧接面13aの軸心Lから半径r上に形成されたジョイント側エア抜孔14及びコイル側エア抜孔15と、圧接面3aに軸心Lを中心とする半径rの環状に形成された角度許容溝16とを具備するため、両エア抜孔14,15は、一致しなくても角度許容溝16を介して確実に連通する。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドに形成されたプラグホールの開口箇所に固定され、プラグホール内に向けて高圧タワーを突出形成した点火コイルと、絶縁性を有する弾性材料からなり、前記プラグホール内に挿入・配置され、外端を前記点火コイルの高圧タワーに対して軸心を中心とした組付角自在に外嵌するとともに、内端をプラグホール内の点火プラグに接続し、軸心に沿って内蔵したジョイントターミナルで点火コイルと点火プラグを導通させる高圧ジョイントと、前記高圧ジョイントの外端に一体形成されて、前記シリンダヘッド上と点火コイルとの間に介装され、点火コイルに形成された圧接面で被圧接面をシリンダヘッド側に圧接されて、前記プラグホールの周囲に当接するシール鍔と、前記シール鍔の被圧接面における軸心を中心とする所定半径上に開口形成されて、前記プラグホール内と連通するジョイント側エア抜孔と、前記点火コイルの圧接面における軸心を中心とする前記所定半径上に開口形成されるとともに、点火コイルの外側と連通するコイル側エア抜孔と、前記点火コイルの圧接面または前記シール鍔の被圧接面のいずれか一方に、軸心を中心とする前記所定半径の円弧状に形成された角度許容溝と、前記点火コイルの外側におけるコイル側エア抜孔の開口箇所の直上に設けられた遮蔽部材とを具備することを特徴とする内燃機関の点火コイル装置。
IPC (5件):
F02P 13/00 303 ,  F02P 13/00 301 ,  F02P 13/00 ,  F02F 1/24 ,  F02P 7/03

前のページに戻る