特許
J-GLOBAL ID:200903033659471109
チューブレスタイヤ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
苗村 正 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-351841
公開番号(公開出願番号):特開2000-168318
出願日: 1998年12月10日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 ビード部の耐久性に優れたチューブレスタイヤを提供する。【解決手段】 ビードコア5、5間を跨るプライ本体部6aに、プライ折返し部6bを設けたカーカスプライ6Aからなるカーカス6と、前記プライ本体部6aの内側に配されタイヤ内腔面Sを形成するインナーライナゴム層9と、ビードコア5からタイヤ半径方向外側に先細状でのびるビードエーペックスゴム8とを具える。前記インナーライナゴム層9は、ハロゲン化ブチルゴムを60重量部以上含有するブチル系ゴムからなり、カーカスプライ6Aの折返し端周辺領域Zにおいて、インナーライナゴム層9のゴム厚さTbは、カーカスコードの直径Dの1.0〜4.5倍とする。前記プライ折返し部6bは、ビードエーペックスゴム8の外端近傍に、プライ本体部6aとの間のコード間距離tが最小値tmin となる近接部Xを有し、かつこの近接部Xの外側に、コード間距離tが半径方向外側に向かって漸増する漸増領域Yを形成している。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るプライ本体部に、前記ビードコアの廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返すプライ折返し部を一体に設けたラジアル配列のカーカスプライを有するカーカスと、このカーカスの前記プライ本体部の内側に配されタイヤ内腔面を形成するインナーライナゴム層とを具えるチューブレスタイヤであって、前記インナーライナゴム層は、ゴム基材100重量部中にハロゲン化ブチルゴムを60重量部以上含有するブチル系ゴムからなり、かつ前記プライ折返し部の半径方向外端を中心として前記ビードコアの断面最大巾BWと等しい距離Kをプライ本体部に沿って半径方向の内外に隔たる折返し端周辺領域において、前記インナーライナゴム層のゴム厚さ(Tb)は、前記カーカスプライのカーカスコードの直径Dの1.0〜4.5倍とする一方、前記ビード部は、ビードコアからタイヤ半径方向外側に先細状でのびるビードエーペックスゴムを具え、前記プライ折返し部は、前記ビードエーペックスゴムのタイヤ軸方向の外側面に沿ってタイヤ半径方向外側にのびかつ該ビードエーペックスゴムの外端近傍に、該プライ折返し部のカーカスコードと前記プライ本体部のカーカスコードとの間のコード間距離(t)が最小値(tmin )となる近接部を有し、かつこの最小値(tmin )を前記カーカスコードの直径Dの0.15〜7.0倍とするとともに、前記近接部のタイヤ半径方向の外側に、前記コード間距離(t)がタイヤ半径方向外側に向かって漸増する漸増領域を形成したことを特徴とするチューブレスタイヤ。
IPC (3件):
B60C 15/00
, B60C 5/14
, B60C 15/06
FI (6件):
B60C 15/00 B
, B60C 15/00 A
, B60C 15/00 K
, B60C 5/14 A
, B60C 5/14 Z
, B60C 15/06 B
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