特許
J-GLOBAL ID:200903033667539430
ショックアブソーバのための減衰力制御装置及びショックアブソーバの作動油温度推定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大庭 咲夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-394976
公開番号(公開出願番号):特開2002-195338
出願日: 2000年12月26日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 ショックアブソーバの作動油の温度上昇を抑制して、同ショックアブソーバによる減衰力の制御を的確に行う。【解決手段】 マイクロコンピュータ65は、プログラム処理により、作動油の温度Teの推定及びオフロード走行の判定を行い、前記判定及び推定結果に応じてショックアブソーバ10の減衰力を制御する。推定温度Teが所定温度未満又はオフロード走行が判定されない場合には、加速度センサ61により検出されたばね上絶対加速度及びストロークセンサ62により検出されたばね上-ばね下相対速度を用いて、ばね上部材及びばね下部材の上下方向の運動に応じて決定される目標ステップ数に対応した目標開度に可変絞り機構50の開度を設定する。推定温度Teが所定温度以上かつオフロード走行が判定された場合には、前記目標ステップ数を変更して、可変絞り機構50の開度を大きい側に変更する。
請求項(抜粋):
車両のばね下部材とばね上部材との間に介装されて、作動油が封入されるとともにピストンにより上下室に区画されたシリンダと、前記上下室の連通路の開度を変更する可変絞り機構とを備え、ピストンの上下動を伴うばね上部材のばね下部材に対する上下振動に対して減衰力を発生するショックアブソーバのための減衰力制御装置において、ばね上部材の上下方向の運動状態に応じて前記可変絞り機構の目標開度を決定する目標開度決定手段と、前記ショックアブソーバ内の作動油の温度を推定する温度推定手段と、車両の走行路面の状態を検出する路面状態検出手段と、前記推定された作動油の温度及び前記検出された走行路面の状態に応じて前記決定目標開度を修正する目標開度修正手段と、前記修正された目標開度に応じた制御信号を前記可変絞り機構に出力して前記連通路の開度を同修正された目標開度に制御する開度制御手段とを備えたことを特徴とするショックアブソーバのための減衰力制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16F 9/52
, B60G 17/015 A
Fターム (17件):
3D001AA02
, 3D001BA01
, 3D001DA17
, 3D001EA01
, 3D001EA22
, 3D001EA34
, 3D001EA45
, 3D001EA46
, 3D001EB26
, 3D001EB32
, 3D001EC07
, 3D001ED02
, 3D001ED04
, 3D001ED09
, 3J069AA50
, 3J069EE63
, 3J069EE74
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