特許
J-GLOBAL ID:200903033675892327

防食添加剤とその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-053499
公開番号(公開出願番号):特開平9-241664
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 捕集灰および/または燃焼灰を防食添加剤として使用する都市ごみ焼却炉およびその廃熱回収ボイラでは、都市ごみの燃焼残渣物(灰)中に含まれている低融点で腐食性の強い金属塩化物およびガス状のHClによって金属材料部材が甚しく腐食損耗されているが、その防止対策を提供する。【解決手段】 遊離硫酸、アンモニウム硫酸塩化合物および硫酸マグネシウムのうちの少なくとも1種を含む重油燃焼ボイラ用集じん装置の捕集灰および/または燃料灰を主成分とする防食添加剤を、金属塩化物および/または塩化水素ガスを発生させる焼却プラントの焼却物に添加して燃焼することによって、焼却プラントの残渣物中の金属塩化物を金属硫酸塩化合物に変化させ、残渣物および/または燃焼ガスの腐食性を軽減させる、重油燃焼ボイラ用集じん装置の捕集灰および/または燃料灰を主成分とする防食添加剤。
請求項(抜粋):
遊離硫酸、アンモニウム硫酸塩化合物および硫酸マグネシウムのうちの少なくとも1種を含む重油燃焼ボイラ用集じん装置の捕集灰および/または燃料灰を主成分とする防食添加剤を、金属塩化物および/または塩化水素ガスを発生させる焼却プラントの焼却物に添加して燃焼することによって、焼却プラントの残渣物中の金属塩化物を金属硫酸塩化合物に変化させ、残渣物および/または燃焼ガスの腐食性を軽減させることを特徴とする、重油燃焼ボイラ用集じん装置の捕集灰および/または燃料灰を主成分とする防食添加剤。
IPC (2件):
C10L 1/30 ,  C10L 10/04
FI (2件):
C10L 1/30 Z ,  C10L 10/04

前のページに戻る