特許
J-GLOBAL ID:200903033677379830

適応型スリップクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-181637
公開番号(公開出願番号):特開平8-061382
出願日: 1995年07月18日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 過負荷トルクに対して、コスト面で有利な純粋に機械的な過負荷スリップクラッチを提供する。【解決手段】 二部分から形成する駆動軸又は被動軸は二個の同軸とするシャフト部分を具え、駆動側シャフト部分7には可動ねじ又はリンク4を介して形状結合する駆動素子2が作用し、該駆動素子によって引張ばね5は有効トルクに応じて引張する。
請求項(抜粋):
過負荷に際して動力伝達を遮断する適応型スリップクラッチであって、駆動部と被動部との間におけるトルク伝達を、予め圧縮したばね(5)により生ずる押圧力によって実現する適応型スリップクラッチにおいて、生じた被動部のトルクに依存する解除モーメントを適応調整するために、駆動軸又は被動軸を二個の構成部分から成るシャフトとして形成し、該シャフトの両方の構成部分(3,7)を同軸状に互いに相対的に回転可能に連結し、駆動側のシャフト部分(7)と形状結合による駆動素子(2)との間で軸線方向に変位可能とし、駆動トルク(M)の上昇に伴い、圧縮ばね(5)が、被動側シャフト部分(3)に結合された係止手段(6)に対して一層強く押圧するように構成したことを特徴とする適応型スリップクラッチ。

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