特許
J-GLOBAL ID:200903033681560441

マルチプロセッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京谷 四郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-301948
公開番号(公開出願番号):特開2000-132531
出願日: 1998年10月23日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 キャッシュを持つ複数のプロセッサを有するマルチプロセッサにおいて、キャッシュのコヒーレンシーを維持するための処理を効率良く行うこと。【解決手段】 システム・コントローラが配下のプロセッサからメモリ・アクセス要求を受け取ると、当該メモリ・アクセス要求をシステム・バス上にブロードキャストすると共に、アクセス対象のメモリ空間xに対応するタグ情報が持つキャッシュ状態をシステム・バス上に出力する。ブロードキャストされたメモリ・アクセス要求を受け取った他のノードのシステム・コントローラは、メモリ空間xに対応するタグ情報が持つキャッシュ状態をシステム・バス上に出力し、次いでシステム・バス上のキャッシュの状態を参照して配下のプロセッサ又はメモリに対して必要な処理を要求し、要求した処理が終了した後にマスタのシステム・コントローラに対して応答を返す。
請求項(抜粋):
キャッシュを持つプロセッサ,システム・コントローラおよび主メモリの一部を構成するメモリを有する複数個のノード、並びに複数個のノードを接続するシステム・バスを具備するマルチプロセッサにおいて、各システム・コントローラは、配下のプロセッサからメモリ・アクセス要求を受けた時に、当該メモリ・アクセス要求をシステム・バスを介して他の全てのシステム・コントローラにブロードキャストし、配下のプロセッサ又は他のシステム・コントローラからのメモリ・アクセス要求を受けた時に、自己のキャッシュのタグ部の中に当該メモリ・アクセスの対象となるメモリ空間に対応するタグ情報が存在するか否かを調べ、存在する場合には該当するタグ情報が持つキャッシュ状態をシステム・バスに出力し、存在しない場合には無効を示すキャッシュ状態をシステム・バスに出力し、システム・バス上のキャッシュ状態を参照し、配下のプロセッサ又はメモリを制御する必要がある場合には配下のプロセッサ又はメモリを制御することを特徴とするマルチプロセッサ。
IPC (3件):
G06F 15/177 682 ,  G06F 15/177 674 ,  G06F 15/16 645
FI (3件):
G06F 15/177 682 J ,  G06F 15/177 674 A ,  G06F 15/16 645
Fターム (3件):
5B045BB12 ,  5B045DD12 ,  5B045DD13

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