特許
J-GLOBAL ID:200903033682521890

固体状チタン触媒成分、その製造方法、固体状チタン触媒成分を含むオレフィン重合用触媒およびオレフィンの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123277
公開番号(公開出願番号):特開平9-031119
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 低立体規則性ポリオレフィンの副生量が少なく、高立体規則性ポリオレフィンを高活性で製造することができるような固体状チタン触媒成分の製造方法、固体状チタン触媒成分、予備重合触媒、オレフィン重合用触媒、オレフィンの重合方法を提供する。【解決手段】 室温でのヘキサン洗浄によってチタンが脱離することのない固体状チタン(i) と、双極子モーメントが0.50〜4.00Debyeである極性化合物とを接触させ、チタン含有量を25重量%以上減少させて、電子供与体/チタン(重量比)が7以上である固体状チタン触媒成分を製造する。この固体状チタン触媒成分は、マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与体を含み、室温でのヘキサン洗浄によってチタンが脱離されることがなく、かつ90°Cのo-ジクロロベンゼンで洗浄したときのチタン含有量の減少率が15重量%未満である。
請求項(抜粋):
マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与体を含み、(1) チタン含有量が2.5重量%以下であり、(2) マグネシウムとハロゲンとの合計含有量が65重量%以上92重量%未満であり、(3) 電子供与体含有量が8〜30重量%であり、(4) 電子供与体/チタン(重量比)が7〜40であり、(5) 室温でのヘキサン洗浄によってチタンが実質的に脱離されることがなく、かつ90°Cのo-ジクロロベンゼンで洗浄したときのチタン含有量の減少率が15重量%未満である、ことを特徴とする固体状チタン触媒成分。
IPC (2件):
C08F 4/654 MFG ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/654 MFG ,  C08F 10/00
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る