特許
J-GLOBAL ID:200903033691492495

同一周波数チャネル時分割双方向伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-214339
公開番号(公開出願番号):特開平8-065222
出願日: 1994年08月17日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 TDMA-TDD方式に対して、伝送路における伝搬遅延時間差が存在する環境下における伝送特性の補償技術を提供することを目的とする。【構成】 一方の無線局がダイバーシチ通信のための複数の受信装置群及び等化器を有する。受信出力は復調され、波形等化される。装置群の選択は、最大の平均受信電力を与える装置群、又は波形歪が最小の受信信号を与える装置群で行なう。送信時には、直前の受信で選択された受信用等化器の特性を送信用等化器に与え、直前の受信で選択された装置群のアンテナにより送信する。
請求項(抜粋):
同一の周波数チャネルを送信用及び受信用に時分割して使用することで双方向伝送を実現する無線伝送方式において、対向する一方の局が、受信器と送受共用アンテナとをふくむ複数の装置群と、受信時に1つの装置群を選択する受信切替器と、送信時に1つの装置群を選択する送信切替器と、各装置群の受信品質に従って前記各切替器の切替制御を行なう切替制御手段と、前記受信切替器の出力に接続される復調器及び波形歪を等化する受信用等化器及びその出力に接続される受信出力端子と、送信入力端子に接続される送信用等化器及びその出力と前記送信切替器の間に接続される変調器及び送信器とを有し、受信時には、前記切替制御手段が最大の平均受信電力を与える装置群を選択するように各切替器を制御し、前記受信用等化器が波形歪の補償を行ない、送信時には、送信動作に切り替える直前の前記受信用等化器と同一の特性を前記送信用等化器に与え、直前の受信動作で選択されたのと同じ装置群により送信することを特徴とする、同一周波数チャネル時分割双方向伝送方式。
IPC (3件):
H04B 7/08 ,  H04B 7/06 ,  H04L 1/06

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