特許
J-GLOBAL ID:200903033696960284

寛骨臼カップ位置決め工具、及び寛骨臼カップ位置決め方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-506623
公開番号(公開出願番号):特表平8-510945
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】位置決め工具(1)は、寛骨臼カップ(2)と可逆的に係合するための細長い円筒形区分(15)を有する。位置決め工具は、カップの後方開口部(28)を通して挿入可能である。円筒形区分(15)の基端部分の外径は、カップの内壁と締まり嵌めで係合するために拡張自在である。これは、所望の位置に移植するためにカップを配置するため、カップが工具の動きに従って移動するように、カップが工具に対して移動しないようにするため及びカップを工具と係合した状態に保持するためである。移植後、工具の拡張した部分を収縮させて工具をカップから外すことができる。工具の基端部分は、円筒形第1区分(15)及びテーパ区分(19)を有し、基端部分は、先端部分に取り付けられており且つこの先端部分から部分的な横方向スロット(22)によって離間されている。第3区分(15)は、直径方向垂直スロット(20)によって、半円形区分(34、35)に分割されている。半円形区分(34、35)の直径方向に向き合った四分円(29a、29b)は、細長いスロット(26、27)を更に有し、これらのスロットは、垂直スロット(20)に対して垂直であり、円筒体の縁部(57)から薄い区分(25)によって間隔を隔てられている。円筒形第3区分(15)の基端部分の外径は、半円形区分(34、35)を細長いスロットと基端部分の円形との間の薄い空間(25)を申心として枢動させることによって拡張させたり収縮させたりすることができる。工具は、半円形区分を互いに対して移動し、円形区分(15)の直径を拡張させたり収縮したりするための手段を更に有する。
請求項(抜粋):
先端開口部(28)と、環状先端部分(30a)及び円形先端表面(30b)を持つ内壁(30)とを有する寛骨臼カップ(2)を寛骨臼窩内に位置決めするための装置において、 a.前記寛骨臼窩内に位置決めし且つ固定するため前記カップ(2)と取り外し自在に係合する位置決め手段と、 b.前記位置決め手段を寛骨臼カップ(2)の内壁(30)の先端部分(30a)と取り外し自在に係合させ、カップ(2)を寛骨臼窩内に位置決めし且つ固定した後、位置決め工具を寛骨臼カップ(2)から外すための作用手段とを有する、装置。
IPC (3件):
A61F 2/34 ,  A61B 17/56 ,  A61F 2/46
FI (3件):
A61F 2/34 ,  A61B 17/56 ,  A61F 2/46
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平6-500036

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