特許
J-GLOBAL ID:200903033697919644

アルキレンカーボネート化合物の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-255577
公開番号(公開出願番号):特開2003-064075
出願日: 2001年08月27日
公開日(公表日): 2003年03月05日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、シクロへキセンオキシドなどの反応性のやや低いアルキレンオキシド化合物を用いても、温和な条件下でしかも容易に調製できる触媒により、二酸化炭素とアルキレンオキシド化合物から対応するアルキレンカーボネート化合物を収率よく製造できる方法を提供することを課題とする。【解決手段】 本発明の課題は、式(1)又は(2)で表されるクロムサレン錯体を触媒として、二酸化炭素と式(3)で表されるアルキレンオキシド化合物を反応させることを特徴とするアルキレンカーボネート化合物の製造法により解決される。
請求項(抜粋):
式(1)又は(2)で表されるクロムサレン錯体を触媒として、二酸化炭素と式(3)で表されるアルキレンオキシド化合物を反応させることを特徴とするアルキレンカーボネート化合物の製造法。【化1】(式中、R1、R2,R3、R4は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基、又はアラルキル基を表し、そのうちの任意の2つが結合してを形成していてもよい。また、R1、R2,R3、R4は、その炭素原子に結合する水素原子が反応に関与しない置換基で置換されていてもよい。R5、R6,R7、R8は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ニトロ基、シアノ基、又はジアルキルアミノ基を表し、そのうちの隣接した2つが結合して環を形成していてもよい。Xはハロゲン原子を表す。)【化2】(式中、Rは、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ニトロ基、シアノ基、又はジアルキルアミノ基を表し、そのうちの隣接した2つが結合して環を形成していてもよい。また、Rは、その炭素原子に結合する水素原子が反応に関与しない置換基で置換されていてもよい。nは0〜4の整数を表す。R5、R6,R7、R8、Xは、前記と同様である。)【化3】(式中、R9、R10,R11、R12は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基、又はアラルキル基を表し、そのうちの任意の2つが結合して環を形成していてもよい。また、R9、R10,R11、R12は、その炭素原子に結合する水素原子が反応に関与しない置換基で置換されていてもよい。)
IPC (3件):
C07D317/38 ,  C07D317/46 ,  C07B 61/00 300
FI (3件):
C07D317/38 ,  C07D317/46 ,  C07B 61/00 300
Fターム (2件):
4H039CA42 ,  4H039CH40

前のページに戻る