特許
J-GLOBAL ID:200903033701057733

通信ネットワークを介してのハードウェア及びソフトウェアのリアルタイム制御

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 細田 益稔 ,  石井 総 ,  青木 純雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-546180
公開番号(公開出願番号):特表2005-509970
出願日: 2002年11月21日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
ハードウェア、ソフトウェア及びファームウエアを含み、アプリケーションハードウェア及び/又はユーザ入力装置が、当該システム内には無視可能なネットワーク遅れしか存在しないかのように、如何なる通信ネットワーク上でも一緒にネットワーク化されるのを可能にするような時間同期及び時間遅れ補償方法を備えるハードリアルタイム制御センタ(HRTCC)が開示されている。これは、アプリケーションハードウェア及び/又はユーザ入力装置(当該ネットワーク上の或る位置(ノード)でHRTCCに接続された)が、遠隔位置における他のHRTCCに接続されたアプリケーションハードウェア及び/又はユーザ入力装置を、ネットワーク時間遅れの悪影響無しで制御し又は動作させるのを可能にするであろう。当該ネットワーク上の種々のHRTCCの時間同期は、ハードウェア(例えば、地球測位システム(GPS))又は他の何らかのソフトウェア方法(例えば、ネットワークタイムプロトコル)を用いて可能にすることができる。上記時間同期からのタイムスタンプを用いて、当該ネットワークを介して伝送された信号(データ)の時間遅れを決定することができる。時間遅れ補償方法の主要な実施例は、推定器/予測器アルゴリズムである。上記推定器は、上記予測器が時間遅れを用いて信号情報特性を該時間遅れに等しい量だけ未来に投影するのを可能にするような信号情報を発生する。この予測された信号が遅延された信号の代わりに使用されれば、当該システム内には容易に目立つ時間遅れは存在せず、これにより、関連するアプリケーションの安定性及び性能を大幅に改善する。サーバント/クライアント、トークンリング又はピアツーピア等の如何なるソフトウェアアーキテクチャも使用することができる。
請求項(抜粋):
通信ネットワークを介してハードリアルタイム制御を実施するネットワークシステムにおいて、 前記通信ネットワークを介して互いに通信することができる複数の制御システムを有し、 前記制御システムの各々が、 アプリケーションハードウェア及び関連するソフトウェア並びに/又はユーザ入力装置のための1以上のインターフェースと、 前記制御システムの時計を略同期させるシンクロナイザと、 前記アプリケーションハードウェア及び関連するソフトウェア並びに/又は前記ユーザ入力装置に関連するデータを、前記通信ネットワークを介して1以上の制御システムに送信する送信機と、 前記通信ネットワークを介して1以上の制御システムからデータを受信する受信機と、 前記受信されたデータを前記通信ネットワークを介しての送信に関連する時間遅れに関し補償して、前記ハードリアルタイム制御に対する該時間遅れの影響を除去する補償手段と、 前記補償されたデータを前記インターフェースに供給して、前記アプリケーションハードウェア及び関連するソフトウェア並びに/又は前記ユーザ入力装置を動作させる手段と、 を含んでいることを特徴とするネットワークシステム。
IPC (2件):
G05B13/02 ,  H04L12/56
FI (2件):
G05B13/02 S ,  H04L12/56 Z
Fターム (15件):
5H004GA01 ,  5H004GB15 ,  5H004HA07 ,  5H004HB07 ,  5H004JA03 ,  5H004JB23 ,  5H004KC21 ,  5H004LA12 ,  5K030GA11 ,  5K030HB15 ,  5K030KA21 ,  5K030LD18 ,  5K030MA01 ,  5K030MA07 ,  5K030MB08
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 分散管理型通信方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-343139   出願人:工業技術院長, 山崎信行
  • 連接装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-230346   出願人:株式会社東芝
  • 調節計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-170102   出願人:オムロン株式会社
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