特許
J-GLOBAL ID:200903033704179430

沈降シリカの新規の製造方法、アルミニウムを含有する新規の沈降シリカ及びそれらのエラストマー補強材としての使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-529014
公開番号(公開出願番号):特表平10-504012
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】本発明は、良好な分散性及び非常に満足できる補強特性を有する沈降シリカの新規の製造方法に関する。本発明はまた、140〜200m2/gの範囲のCTAB比表面積、140〜200m2/gの範囲のBET比表面槓、300ミリリットル/100gより低いDOP油吸収値、3μmより小さい超音波解凝集後のメジアン直径値、10ミリリットルより大きい超音波解凝集ファクター及び少なくとも0.35重量%のアルミニウム含有率を有することを特徴とする、粉体、実質的に球状のビーズ又は顆粒の形にある新規の沈降シリカにも関する。本発明はまた、エラストマー用の補強用充填材としての前記シリカの使用にも関する。
請求項(抜粋):
珪酸塩と酸性化剤とを反応させて沈降シリカの懸濁液を得、次いでこの懸濁液を分離し且つ乾燥させることを含み、その際、沈降を、(i)珪酸塩と電解質とを含む初期ベース原料であって該初期ベース原料中のSiO2として表わされる珪酸塩の濃度が100g/リットル未満であり且つ該初期ベース原料中の電解質濃度が17g/リットル未満である前記初期ベース原料を形成させ、(ii)この初期ベース原料に酸性化剤を、反応混合物のpH値が少なくとも約7になるまで添加し、(iii) この反応混合物に酸性化剤と珪酸塩とを同時に添加するという態様で実施し、そして24重量%以下の固体含有率を有する懸濁液を乾燥させる、沈降シリカの製造方法であって、 次の2通りの操作(a)及び(b):(a)工程(iii) の後に反応混合物に少なくとも1種のアルミニウム化合物Aを添加し、次いで塩基性試薬を添加し、前記分離がろ過及びこのろ過から得られたケークの粉砕を含み、この粉砕を少なくとも1種のアルミニウム化合物Bの存在下で実施する;(b)工程(iii) の後に反応混合物に珪酸塩と少なくとも1種のアルミニウム化合物Aとを同時に添加し、前記分離がろ過及びこのろ過から得られたケークの粉砕を含む場合には、この粉砕を好ましくは少なくとも1種のアルミニウム化合物Bの存在下で実施する:の内の一方を含むことを特徴とする、前記方法。
IPC (5件):
C01B 33/193 ,  C08K 3/36 ,  C08K 9/00 ,  C08L 21/00 ,  C09C 1/30
FI (5件):
C01B 33/193 ,  C08K 3/36 ,  C08K 9/00 ,  C08L 21/00 ,  C09C 1/30

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