特許
J-GLOBAL ID:200903033707478927

空気加湿乃至冷却器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正国
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-315610
公開番号(公開出願番号):特開平6-147793
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 気液接触型充填材の下流側縁部に工夫を凝らし、冷却水のキャリオーバを阻止する。【構成】 上部水槽11から垂り下げられた熱交換用の気液接触型充填材10は、合成樹脂製のシート状基材の表裏面に吸水性の湿潤層13を一体に形成することで構成し、この水槽11は断面樋状で上部が開口した形状とし、気液接触型充填材10の上部寄りでこれら気液接触型充填材10を貫通して略水平に嵌め込み、この水槽11内の液体に前記気液接触型充填材の一部が浸漬している。更にこの充填材の下流側縁部に形成したキヤリオーバ阻止部50により、殊に給水開始時の水滴のキヤリオーバを低減乃至阻止する。
請求項(抜粋):
熱交換用の気液接触型充填材を複数枚、間隔をおいて、上部水槽から垂れ下げた状態で外枠内に収納し、これら充填材間を通過する空気流と各充填材の表面上を流下する液体を直交流式に直接接触させて、この空気流の温度を調整し、かつその湿度を加減調整する空気加湿乃至冷却器において、前記熱交換用の気液接触型充填材は合成樹脂製のシート状基材の表裏面に、吸水性の湿潤層が一体に形成されてなり、前記水槽は断面樋状で上部が開口した形状としてあり、この水槽は前記並列して配置された気液接触型充填材の上部寄りでこれら気液接触型充填材を貫通して略水平に嵌め込んであり、この水槽内の液体に前記気液接触型充填材の一部が少なくとも1箇所で浸漬しているとともに、前記空気流に対して下流側寄りで前記気液接触型充填材の側縁に沿ってキヤリオーバ阻止部が形成され、前記水槽の周囲に位置する隣接する前記気液接触型充填材間の間隙部にはスペーサが、前記気液接触型充填材と平行に、かつ相互密着して前記水槽に嵌め込んで配列されて、この水槽の両端部と外枠との間には非吸収性の端板が介設され、この端板により前記気液接触型充填材と上部水槽の嵌め込み部でこの上部水枠の長手方向に連なる空間がその両端で密閉して形成されていることを特徴とする空気加湿乃至冷却器。

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