特許
J-GLOBAL ID:200903033707923203

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017795
公開番号(公開出願番号):特開2000-213310
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 機関低回転時は勿論のこと、特にトルク変動の有効利用が図れない特に高回転時における進角側への制御応答性の向上を図ることのできるバルブタイミング制御装置を提供する。【解決手段】 タイミングスプロケット21とカムシャフト22との相対回動位相を、位相変換手段26によりカムシャフトに発生する正負のトルク変動を利用して変換制御する装置である。前記位相変換手段は、カムシャフトに固定された回動部材25の両端部に一対のシリンダ34,35を設けると共に、該各シリンダに筒状本体27の内周面に有する当接面31,32を押圧するプランジャ38,39が摺動自在に設けられている。また、各プランジャは、先端頭部38a,39a内の各圧力室40,41に開閉弁43,44を介してオイルポンプ54から直接供給される油圧を利用して進出動するようになっている。
請求項(抜粋):
機関のクランク軸によって回転駆動する回転体と、該回転体と相対回動自在に設けられて、外周に機関弁を開作動させるカムを有するカムシャフトと、前記回転体とカムシャフトとを相対回動させる位相変換手段とを有し、前記位相変換手段によって前記回転体とカムシャフトとの相対回動位相を変換して機関弁の開閉時期を進角あるいは遅角側へ制御するバルブタイミング制御装置において、前記位相変換手段は、前記回転体内に設けられた複数のシリンダと、該各シリンダ内から進退方向へ摺動自在に設けられて、前記回転体とカムシャフトを相対回動させる複数のプランジャと、該各プランジャの内部に形成されて、流体ポンプから逆止弁を介して供給された液圧によって前記各プランジャを相対的に進退動させる複数の圧力室と、該各圧力室に対して液圧を給排する供給,排出通路を機関運転状態に応じて切り替える切替機構と、前記シリンダ内を摺動するプランジャの直線運動を回転体とカムシャフトとを相対回転させる回転運動に変換する変換機構とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (20件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA23 ,  3G016BA38 ,  3G016CA04 ,  3G016CA08 ,  3G016CA13 ,  3G016CA24 ,  3G016CA27 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA46 ,  3G016CA48 ,  3G016CA59 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016GA00 ,  3G016GA01 ,  3G016GA02 ,  3G016GA04
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-330306
  • 特開平4-060101
  • 特開平4-330306
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