特許
J-GLOBAL ID:200903033712722453
建設機械の油圧制御回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-223144
公開番号(公開出願番号):特開平9-068203
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】 アクチュエータの負荷の軽重に拘わらず、他のアクチュエータとの複合動作の微速操作性を向上させる。【解決手段】 アームシリンダ2への供給流量を制御する方向制御弁4には、センタバイパス絞り4aの下流に圧力補償弁15を設置する。センタバイパス絞り4aの上流の圧力を圧力補償弁15の開放側のパイロットポート16へ作用させる。方向制御弁4が中立位置のときは、圧力補償弁15の閉止側のパイロットポート17をタンク8へ連通させるので、圧力補償弁15は開放状態を保持する。方向制御弁4がストロークのときは、圧力補償弁15の閉止側のパイロットポート17にメータイン絞り4bの下流の圧力を作用させるので、アームシリンダ2の負荷の軽重により圧力補償弁15がストロークしてバイパス流量を調整する。従って、センタバイパス絞り4aの開口面積を従来より大きく設定して他のアクチュエータの微速操作性を確保できる。
請求項(抜粋):
可変容量ポンプと、この可変容量ポンプの吐出油によって駆動されるアクチュエータと、この可変容量ポンプとアクチュエータとを結ぶ供給油路に設けられ且つセンタバイパスを有する方向制御弁とからなる油圧回路であって、前記方向制御弁の中立位置にセンタバイパス絞りを設けるとともに、方向制御弁のストローク位置にメータイン絞りを設け、更に、前記方向制御弁のセンタバイパスの下流にネガティブコントロール絞りを設けてタンクに連通させ、該ネガティブコントロール絞りによって発生する圧力を前記可変容量ポンプのレギュレータへ作用するようにした建設機械の油圧制御回路に於いて、前記方向制御弁にはセンタバイパス絞りの下流に圧力補償弁を設置し、このセンタバイパス絞りの上流の圧力を該圧力補償弁の開放側のパイロットポートへ連通させるとともに、該圧力補償弁の閉止側にバネ付きのパイロットポートを設け、更に、前記方向制御弁が中立位置のときは該圧力補償弁の閉止側のパイロットポートをタンクに連通させ、前記方向制御弁がストロークのときは該圧力補償弁の閉止側のパイロットポートに前記メータイン絞りの下流の圧力を作用させたことを特徴とする建設機械の油圧制御回路。
IPC (4件):
F15B 11/16
, E02F 9/22
, F15B 11/00
, F15B 11/04
FI (4件):
F15B 11/16 B
, E02F 9/22 E
, F15B 11/00 M
, F15B 11/04 H
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