特許
J-GLOBAL ID:200903033712810697

造水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-095336
公開番号(公開出願番号):特開平5-293460
出願日: 1992年04月15日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 蒸気タービン(2)の背気と海水とを効用缶(3)で熱交換させ,タービン背気を凝縮水としてボイラ(1)に還流させるとともに,海水の一部を蒸発させ,海水から蒸発したその蒸気を海水で冷却して凝縮し,製造水として系外へ取出す造水装置において,タービン背気量の少ない低負荷発電時にも,造水量を高負荷発電時と同量か,またはそれ以上にすること。【構成】 効用缶を複数段(2〜4段)縦積みに設置し,タービン高負荷発電時にはタービン背気を並列に各効用缶(3a),(3b)に供給する。タービン低負荷発電時には,タービン(2)の背気を前段効用缶(3a)のみに供給するとともに,後段効用缶(3b)には,前段効用缶(3a)で海水から発生した蒸気を供給して濃縮海水の一部を更に蒸発させる。前段効用缶(3a)で発生した蒸気は後段効用缶(3b)で凝縮し,製造水の一部となる。
請求項(抜粋):
蒸気タービン背気と海水とを熱交換させ,タービン背気を凝縮水としてボイラに還流させるとともに,海水の一部を蒸発させる効用缶と,同効用缶で海水から発生した蒸気を海水で冷却して凝縮し,系外へ送出する復水器とを具備した造水装置において,上記効用缶を複数段設け,それら効用缶の海水流通路を直列に,タービン背気流路を並列にそれぞれ接続するとともに,前段で海水から発生した蒸気を取出す管路と後段へタービン背気を導入する管路とを互いに連通可能としたことを特徴とする造水装置。
IPC (2件):
C02F 1/04 ,  B01D 1/26

前のページに戻る