全フッ素化芳香族基を有する複素環式化合物、および該化合物を用いた電子写真感光体、電子写真装置、有機電界発光素子

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-332659
公開番号（公開出願番号）：特開2003-267975
出願日： 2002年11月15日
公開日（公表日）： 2003年09月25日
要約：

【要約】【課題】有機電子写真感光体における電子輸送材料として好適な新規化合物と、それを用いた、従来よりも高感度の電子写真感光体を提供する。また、有機電界発光素子の発光特性を向上できる有機膜を実現するとともに、これら有機膜を電子注入・輸送層あるいはホール阻止層に用いて性能を向上した有機電界発光素子を提供する。【解決手段】一般式(1)で表される複素環式化合物。【効果】本発明により、電子輸送性に優れた新規な複素環式化合物が得られ、該化合物を電子写真感光体に用いた場合には電気特性や繰り返し安定性に優れた高耐久性の電子写真感光体が得られる。また、該化合物は、薄膜形成性にも優れており、有機電界発光素子におけるホール阻止層や電子注入・輸送層として使用することにより、長寿命で高性能な素子が作製可能となる。

請求項（抜粋）：

下記式(1)(化1)で表される複素環式化合物。【化1】[式中、Aは置換基を有していても良い硫黄原子または酸素原子を少なくとも一つ含有する全フッ素化複素環式芳香環を表す。また、BjおよびCkは、それぞれ置換基を有していても良い全フッ素化芳香族基を表す。nは0〜6の整数を表し、mは1〜6の整数を表し、n+mはAの骨格に結合し得る数を超えない。なお、jは1〜mの整数を表し、kは0〜nの整数を表す。]

IPC (7件)：

C07D333/34 , G03G 5/06 315 , G03G 5/06 316 , G03G 5/06 318 , G03G 5/06 , H05B 33/14 , H05B 33/22

FI (7件)：

C07D333/34 , G03G 5/06 315 B , G03G 5/06 316 A , G03G 5/06 318 B , G03G 5/06 318 Z , H05B 33/14 A , H05B 33/22 B

Fターム (10件)：

2H068AA19 , 2H068AA20 , 2H068AA37 , 2H068BA16 , 2H068BA39 , 2H068BA63 , 2H068FC02 , 3K007AB01 , 3K007AB11 , 3K007DB03

引用特許：

審査官引用 (1件)

有機電界発光素子
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-332149 出願人：三井化学株式会社

引用文献：

審査官引用 (1件)

Bull. Chem. Soc. Jpn., 66, pp.623-629 (1993)

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