特許
J-GLOBAL ID:200903033723016682

防音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-320179
公開番号(公開出願番号):特開平5-158485
出願日: 1991年12月04日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 小規模で、コンパクトな構成で、周波数の低いところから高いところまでの騒音を防音する。【構成】 騒音源から騒音検出器1で騒音検出信号を検出し、電気/音響変換器4の前面に配置された矩形状平板振動板4aで音再生することにより騒音を打ち消す。同じく電気/音響変換器4の前面に配置された音響/電気変換器5により打ち消されずに残った誤差信号を検出する。この誤差信号と騒音検出信号から、畳み込み演算を行なう演算器6で演算処理され、その出力により誤差信号が最小になるようにアダプティブフィルタ2の係数が更新されるように制御することにより、おもに低音域の騒音が防音される。また、電気/音響変換器4の背面に配置された受動的防音壁22により、おもに高音域の騒音が防音される。
請求項(抜粋):
騒音源からの騒音を検出する騒音検出器と、前記騒音検出器により検出された騒音検出信号を適応制御するアダプティブフィルタと、前記アダプティブフィルタからの出力を再生する電気/音響変換器と、騒音源からの音と前記電気/音響変換器からの音との誤差を検出する誤差検出器と、前記電気/音響変換器から誤差検出器までの伝達特性と前記騒音検出信号との畳み込み演算を行う演算器と、前記演算器の出力信号と前記誤差検出器からの誤差出力とを乗算し、前記アダプティブフィルタの係数の更新信号を出力する乗算器とを具備し、前記電気/音響変換器は、前面に薄型平板振動板と前記誤差検出器を有し、背面は防音材からなる防音装置。

前のページに戻る